EV推進のための異常な政策を全て撤回し無駄な補助金をカットせよ

※画像は一時期欧州を席巻したクリーンディーゼル(笑)のイメージ

ブログ主には欧州人は
「勝てなくなったらルールを変えて勝てば良い」
ということを繰り返して来た人達。

そういうイメージがあります。

五輪競技なんかでも割とこれやられて日本人が勝てなくなった。
なんて事例がこれまでもいくつもあったかと思います。

これは別にスポーツの世界に限った話ではありません。

むしろ経済の方での欧州による余計なルールというほうが
実害が大きいので問題視されるべきではないかと
ブログ主は考えています。

その典型的な例の一つが内燃機関で日本の技術に勝てないからと
EV縛りにしようとしたものだと思います。

昨年はこんな記事がありました。

【フォルクスワーゲン、87年の歴史で初めてドイツ工場閉鎖か経営環境の厳しさ増す中】
(2024/9/3CNN)

EV縛りにすることで再び自分達が市場で優位に競争を進められる。

そう考えていたのでしょうが、
彼らはちょっと考慮が足りなかったようです。

環境保護とかガン無視してレアアースを採掘し、
国家主導のダンピングを武器にして
市場競争をより有利に進められる中国の方が
よっぽどEVでは有利に競争を進められるであろうことを
考慮に入れていなかったのでしょう。

EUの目論見は失敗してしまい、
かえってEUの自動車メーカーを苦境へと追い込む事になってしまったようです。

ちょっと振り返って見れば
日本車などを欧州市場から排除するために
クリーンディーゼルなんてものを打ち出しました。

それでエコで環境に優しいはずのクリーンディーゼルとやらが
欧州市場を席巻すると、
パリで光化学スモッグが日常化するなど、
どう考えても大気汚染が進んだとしか思えない状況が生まれました。

これで疑われていましたが、
案の定フォルクスワーゲンなどによる
大規模に排ガス規制についての偽装工作が判明。
ぜんっぜんクリーンではありませんでした。
(なお、マツダ等は真面目にもっと厳しい基準をクリアしていた模様)

そこで苦し紛れに出て来たのがEVなわけです。

これなら日本企業の持つ内燃機関への高い技術と競争せず、
再び市場を取り返せると目論んだのでしょう。

日本車に勝てない

EVなら勝てるはずだ!

EVでは中国にボロ負け

また、EVの技術的燃費的欠陥も大きいと思われます。
現在のところEVはトータルでのCO2排出量は減らないどころか増える代物ですからね。

結局高い補助金を付けてEV販売をブーストさせていただけで
そうした補助が切れてしまえば、
EVには総合力で内燃機関に対抗できるほどの優位性が無く、
ハイブリッドなどへと回帰する流れができました。

【EU、35年のエンジン車禁止計画を撤回業界の圧力で規則緩和】
(2025/12/17ロイター)

そして2035年にEV縛りにするはずだった計画を
転換せざるをえなくなりました。

日本も菅義偉内閣で決めた狂ったエネルギー計画の撤回を行い
中国を利するだけのEV推進のための規制や補助金は打ち切るべきでしょう。


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年12月21日のエントリーより転載させていただきました。