立憲民主党と公明党が新党結成?:公明の小選挙区撤退で選挙情勢が激変

立憲民主党と公明党が新党結成に向けて急転する展開となった。衆院解散が目前に迫る中での両党の追い込まれた状況を映す一方、小選挙区の構図を根底から揺さぶる可能性がある。これまでの議席予測が覆される展開となり、永田町や支持層に波紋を広げている。

  • 立憲民主党と公明党は14日、新党結成に向けた方針で一致したとされ、15日に両党首が会談して最終合意を目指す。
  • 背景には高市首相が通常国会冒頭で衆院を解散する意向を固めた状況があり、時間的猶予のない中での「政界再編カード」が切られた形だ。
  • 両党は衆院議員中心の「分党」方式で新党立ち上げを検討しており、公明党は小選挙区候補の擁立を見送り、広島3区など複数選挙区で立憲候補を支援する方向で調整している。
  • 自民との連立離脱後の公明党は、自前の選挙基盤維持に焦りがあり、一方の立憲も野党第一党としての存在感を確保したい事情が重なったとの見方が出ている。
  • 立憲を支援してきた立正佼成会と、創価学会の対立が顕在化するのではと驚く声や、統一教会問題で自民批判を繰り返してきた立憲の姿勢を「自己矛盾」と揶揄する指摘も多く見られる。
  • 小選挙区では票読みが完全に変わる可能性があり、連立も含めた政権構図は、政界の地殻変動を促す可能性もある。

立憲と公明の新党構想は、両党が追い込まれた状況の中で生まれた現実的選択であると同時に、政界再編の号砲にもなり得る。支持団体や保守層の反発を受けつつも、衆院選の小選挙区構図を一気に塗り替える可能性があり、吉と出るか凶と出るかは選挙結果次第だ。衆院解散の時期と重なり、永田町の緊張感は一段と高まっている。

立憲民主党・野田佳彦代表と斉藤鉄夫代表 両党HPより