バリ島には3日間滞在しましたが、不動産物件の視察で移動時間も長くかなりタイトなスケジュールでした。そのような中でも朝から食べて飲んで現地の食を楽しむことができました。

最終日の夜に出かけたローカルなシーフードレストランは海岸沿いにあってカジュアルなお店でしたが、新鮮なシーフードを味わうことができました。甘辛く味付けされたインドネシア料理は最初は甘く感じましたが、慣れると段々やみつきになる不思議な味です。
そのお店で出てきた中の1皿に生牡蠣がありました。近くの市場から仕入れてきた新鮮なもので、食べてみても臭みは全くありません。人気ですぐに売り切れてしまうらしくわざわざ予約して押さえておいてくれたそうです。
私は生牡蠣が大好物ですが、バリ島の牡蠣は食あたりが怖くて結局一個だけしか食べませんでした。でも翌日もお腹は壊しませんでしたから、衛生状態には問題がなかったことになります。
実は生牡蠣には苦い思い出があります。学生時代に卒業旅行で出かけたインドの帰りにタイのパタヤに寄ったことがあります。インドでお腹を壊すことを極度に警戒していたのですが、タイに来てホッとして油断したせいか生牡蠣を食べてしまいその夜から激しい下痢に襲われました。
帰国後に保健所がやってきて念のため検査したところ赤痢に感染していたことがわかり、卒業前に10日間ほど隔離病棟に入院する騒ぎになりました。
旅とは想定外のトラブルを楽しむものと思ってこれまで世界各地を旅行してきましたが、今回初めてリスクを取ることを躊躇してしまいました。
帰国してからもっと生牡蠣を食べておけばよかったと少し後悔しましたが、おそらくまた海外で生牡蠣を食べる機会があっても新興国では食べようと思わないでしょう。
仕事で来ていたので仕方がない面はありますが、旅の楽しみ方が年齢とともに少し変わったことを感じた瞬間でした。
リスクを取る楽しさよりも、健康で安心できる旅の方が満足度が高くなり始めたのかもしれません。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年2月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。






