サンモニ膳場アナ 辺野古事故には触れずに「情報の偏りの危険性」を熱弁

10日放送のTBS系「サンデーモーニング」で、MCを務める膳場貴子アナがSNSの危険性を指摘し、メディアのバランス感覚の重要性を強調した。

トランプ米大統領や高市早苗首相の直接発信を例に挙げ、為政者がメディアを介さず国民に情報を届ける状況に懸念を示した上で、デマ拡散や情報の偏りを問題視したが、それに対し辺野古で特に顕著になっているマスメディアが意図的に報道しない点に総ツッコミが入った。

  • 膳場アナは「SNSの活用が広がる中、どうしてもデマの拡散やフィルターバブルによる情報のかたよりという危険性が高まってきてしまう」と述べ、「反対側の視点やこぼれ落ちる声を拾い上げるメディアのバランス感覚が重要」とコメントした。
  • この発言に対し、「どの口が」との批判が殺到した。特に、3月16日に発生した辺野古沖抗議船転覆事故を巡り、伝統的メディア、とくにTBSの報道姿勢に疑問が集中した。
  • 辺野古事故では、ヘリ基地反対協議会所属の抗議船2隻が転覆し、同志社国際高校の女子生徒1人と船長1人が死亡、16人が負傷した。船は普段から海上抗議活動に使用されており、無許可有償運送疑惑や安全管理の問題が指摘されている。
  • サンモニは同日の放送で、磐越自動車道のマイクロバス事故を取り上げ、「無許可で乗客を運んで報酬を得る白バス行為の疑い」を焦点に報じたが、類似する辺野古事故については一切触れなかった。
  • 「極めて類似した事案である辺野古転覆事故について、番組が無許可運航や操船者の問題に一切触れないのはなぜなのか」との素朴な疑問が相次いだ。
  • 「SNSがなければ、辺野古転覆事故の詳細は表に出ないまま、事実上握りつぶされていた可能性が高い」「偏っているのは、SNSではなくメディアの方ではないか」「バランス感覚を欠いているのは、むしろメディアの側ではないか」といった声が広がり、番組クリップ動画付きで拡散した。
  • 産経新聞など一部報道では、遺族がnoteや動画で事故後の実情を公開し、抗議団体からの十分な謝罪がなかったことなどを明らかにしているが、主要メディアの深掘り報道は限定的だった。
  • 記者クラブを通じた情報も歪曲されるケースもあるとして、支持率低下を招く伝統的メディアよりSNS直接発信を好む政治家が増えている背景を指摘する意見も目立つ。
  • 膳場アナは過去にnews23や報道特集などTBSの主要番組に関わり、テレビという「日本最大のエコーチェンバー」の中心人物と見なされる中での発言が、自己矛盾を強調する結果となった。

この一件は、伝統的メディアとSNSの情報流通を巡る対立を象徴する。辺野古事故のように、SNSが掘り起こした事実をメディアが十分に報じない姿勢が視聴者の不信を招き、膳場アナの発言が逆効果を生んだ形だ。双方の偏りやデマのリスクを認めつつ、真のバランス感覚が問われる状況にある。

10日放送のTBS系 サンデーモーニング

コメント投稿をご希望の方は、投稿者登録フォームより登録ください。

コメント