仲間であるはずの中国の船すら無差別攻撃の対象としたロシア軍の質の低下

茶請け

まずは共同通信の記事とロイターの記事を並べます。

ロシアがウクライナ沖で中国関連船攻撃か(共同通信) – Yahoo!ニュース

ロシアがウクライナ沖で中国関連船攻撃か(共同通信) - Yahoo!ニュース
【キーウ共同】ロイター通信は18日、黒海沿岸のウクライナ南部オデーサ州の港に向かっていた中国関連の貨物船が同日未明、ロシアの無人機攻撃を受けたと報じた。

【ロシアがウクライナ沖で中国関連船攻撃か】
【キーウ共同】ロイター通信は18日、黒海沿岸のウクライナ南部オデーサ州の港に向かっていた中国関連の貨物船が同日未明、ロシアの無人機攻撃を受けたと報じた。
(2026/5/18 共同通信)

reuters.com

【ロシア無人機が中国所有船など2隻を攻撃、ウクライナ沖の黒海で】

[18日 ロイター] – ウクライナ当局によると、オデーサ州の港に向かっていた2隻の船舶が18日に黒海でロシアのドローン(無人機)?攻撃を受けた。中国所有の貨物船も含まれ?ていたという。
いずれも民間船で、1隻はマーシャル諸島船?籍、もう1隻はギニアビサウ船籍。ウクライナ海軍は、マーシャル諸島船籍の船について「中国人乗組員が操船する中国所有の貨物船」と説明した。
関係筋がロイターに語ったところによると、同船は攻撃を受けた際、積荷はなく、鉄鉱石精鉱を積み込むために港に向かっていた。重大な損傷はなく、死傷者も出なかったほか、攻撃による火災は乗組員によって消火されたという。
(2026/5/18 ロイター)

相変わらず共同通信の速報は情報があまりにも欠損しすぎていて
速報としてもほぼ使い物にならないことがわかると思います。

ロシアがウクライナ相手に取ってきたのは焦土戦と民間への無差別攻撃、そしてウクライナが経済的に行き詰まるように取引の妨害でした。

ここのところドローンの物量でもウクライナに圧され始めているロシアは、船舶のきちんとしたチェックができる能力もなくなってきたのかもしれません。

ロシアにとっては仲間であるはずの中国の船すらウクライナ経済を妨害するための無差別攻撃の対象になったようです。

プーチンの訪中直前という事情も考えると外交的にはかなりの失態と言えるでしょう。

ロシア軍の前線の情報収集・精査能力、および軍の運用の質の低下を強く疑われる状況と言ってよいと思います。

一方で中国も今非常に苦しいところです。

ベネズエラやロシアの影の船団やイランなどからLNGや石油を、制裁リスクなどから格安になっている状態で入手していました。

しかしながらベネズエラはトランプによってマドゥロ体制が崩壊。マドゥロの独裁体制維持への支援をしてきた中国へ石油を輸出できる状況ではなくなっています。

ロシアもウクライナとの戦争でウクライナからのドローン攻撃などもあり、ロシアの石油・LNG輸出能力の20%ほどが麻痺させられていると言われています。

そしてイランです。

ここも米国によってイランと取引をした石油はホルムズ海峡を通過させてもらえず、また自分達の権力を維持することしか考えていない革命防衛隊が暴走しているため、ホルムズ海峡の通行妨害が長引いており、これが中国への原油輸出も停滞させる形になっています。

また中国は今や世界屈指の穀物輸入国でもあります。

彼の地は国民が飢え始めて我慢出来なくなると王朝が倒されてきた歴史があります。

特に中国人にとって豚肉の安定供給は重要でしょう。

その飼料となるトウモロコシ、大豆の輸入を止めるわけにはいきません。

このためにウクライナのオデーサなどからトウモロコシや小麦、ブラジルのパラナグアなどから主に大豆をかき集め続ける必要があるでしょう。

チャイナバブル崩壊の中にあっても、習近平は自信の独裁を維持する事を優先しており、海外とのコネのある優秀な人材を活用するどころか粛正が続けられています。

こうして中国共産党は自ら追い込まれていっている形になっています。

プーチン大統領 クレムリンHPより


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2026年5月20日のエントリーより転載させていただきました。

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