クロ現「オフィスより稼げるタクシードライバー」は労働の健全化か参入規制の賜物か

NHK「クローズアップ現代」が5月20日に放送した「オフィスより稼げる「現場職」!? これからの仕事は」が話題を集めている。50代元会社員がタクシー運転手に転職して年収1.5倍を達成した事例や、元管理職が清掃業に移って収入増とやりがいを実感したケースを紹介した。

【参照リンク】オフィスより稼げる“現場職”!? これからの仕事は NHKクローズアップ現代

  • 番組は人手不足による現場職の賃金上昇とAI発展に伴うホワイトカラー職の将来不安を背景に挙げる。
  • 厚生労働省データでは過去5年でタクシー運転手の所定内給与が4割前後増加し、一部で事務職を逆転する状況を示した。
  • 現場職の見直しを肯定的に評価する声が目立つ一方で、データ比較対象年の問題や規制依存の実態を疑問視する意見も出ている。
  • タクシー収入の大幅アップはコロナ禍底からの回復や観光需要、配車アプリ普及によるものとされるが、根本は参入規制にあるとの見方が強い。
  • タクシー業界の車両数制限や新規参入規制が需給を歪め、運転手側の単価を人為的にに支えている。
  • 5年で5割収入アップという数字は、利用者の選択肢を奪った結果であり、関税で米価が高止まりするのと同じ規制の産物である。
  • 自由競争下で1000万円稼ぐ運転手なら立派だが、現状は消費者の犠牲の上に成り立つ構造である。

  • ライドシェア完全解禁で運賃が下がれば利用者利便性が高まり、業界全体の効率化が進むとの指摘が広がっている。
  • タクシー業界や農協のような頭数動員力のある団体が陳情を繰り返し、役人を動かす政治力の強さを批判する投稿も目立つ。
  • ただし、日本でライドシェアの解禁を執拗に妨害してきた川鍋一朗氏(全国ハイヤー・タクシー連合会会長)は、グーグルの自動運転Waymoを非常に推し始めたので、タクシードライバーは梯子を外される可能性も高い。
ライドシェアを妨害している川鍋一朗氏が自動運転Waymo推しで大バッシング
日本でライドシェアの解禁を執拗に妨害してきた川鍋一朗氏(全国ハイヤー・タクシー連合会会長)が、一転してグーグルの自動運転Waymoを推して話題になっています。皆さまにお願いこの夏休みはロサンゼルスかサンフランシスコでWaymoに乗ってくださ...

タクシー業界の収入増加は参入規制によるものであり、規制改革が進まない業界には政治家を抱き込むタイプと陳情力で圧力をかけるタイプがあり、タクシー業界は後者に該当する。AIと人手不足の時代に真の価値を生む働き方を実現するため、ライドシェア完全解禁を含む大胆な規制緩和が急務である。

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