華やかな番組の裏で起きた事故
滋賀県彦根市の琵琶湖で、『鳥人間コンテスト』の会場設営中に作業員が高さ約11mのやぐらから転落し、死亡した。死因は外傷性ショックだったという。華やかな番組の舞台裏で、取り返しのつかない事故が起きた。
『鳥人間コンテスト』作業員死亡事故 死因は外傷性ショック 「やぐら」から落下する際に骨組みに接触か 読売テレビ
ネットでは「なぜ安全帯をしていないのか」という声が上がっている。ただ、現時点で安全帯の有無や作業手順の詳細は確定していない。問題は、個人の不注意だけに矮小化してよいのかという点だ。高さ11mの湖上作業であれば、墜落防止措置や作業管理が厳しく問われるのは当然である。
みんなこの件で「え?!なんで安全帯してないの?!」って反応あるけど
テレビの製作会社では普通のことやで。現場猫なんて笑っちゃうくらいの不安全行為が日常過ぎてマジで笑えない。…
— 僕らのガレージ! (@bokugare) July 9, 2026
他人には厳しいテレビ業界
テレビは企業事故が起きるたびに、「なぜ安全確認を怠ったのか」「なぜ防げなかったのか」と厳しく追及する。しかし、制作現場ではどうか。時間、予算、段取りが優先され、「昔からこうやっている」で危険が見過ごされることはなかったのか。
いわゆる「現場猫」どころではない不安全行為が、テレビ業界では日常化しているという声もある。他業界には安全管理を説きながら、自分たちの現場では安全を後回しにしていたのなら、あまりにも都合がよすぎる。
まず自分たちの足元を映せ
もちろん、事故原因は今後の調査を待つ必要がある。だが、番組の主催者である以上、読売テレビには原因究明と安全管理体制の検証を徹底する責任がある。
鳥人間コンテストは、人が空に挑む番組である。その舞台を支える人の命が軽んじられていたのだとすれば、感動番組どころではない。テレビが他人の事故を追及する前に、まず自分たちの足元を映すべきである。

読売テレビ 鳥人間コンテスト公式サイトより







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