パリ国立オペラ座バレエ、アンジュラン・プレルジョカジュ「ル・パルク」。今夜は、ドロテ・ジルベール&ギヨーム・ディオプ。

ドロテを観るの、今シーズン二度目。あと1〜2回しか観られないだろうドロテの貴重な舞台。
想像通りの素晴らしさ。繊細でドラマティックで、一つ一つの動きと視線に意味がちゃんとこもってる。これが、”演じる”ということ。ドロテならではの抜群なリズム感で、3幕はもちろん、1幕と2幕のパ・ド・ドゥにもちゃんとそれぞれ意味合いがあって、それが見事なまでに繊細に表現されてる。彼女の動きに釣られて、音楽にもストーリー性が加わるイメージ。さすがの貫禄と実力。感嘆。
ミリアム、リュドミラもいなくなり、ドロテがいなくなったら、個人的に、積極的に観たいと思う女性エトワールはゼロになる。引退まであと2作品かしら? 想いを込めて、観られますように。



先週のジェルマン絶品だったけど、ギヨームもとてもいい。体の美しさもキレも、観ていてほれぼれ。キレが良すぎてロココの柔らかな雰囲気がちょっと霞んじゃうくらい。最初、靴紐解けちゃったのは、玉に瑕(笑)。もちろん表現力の深みはドロテに敵うはずないけれど、二人の間にちゃんと共鳴する響きがあって、ドロテのリードの元、きちんと美しきフレンチエレガンスを称えた愛物語を見せてくれる。

主役二人がピシッと決まった、素晴らしい感動と美が詰まった公演。久しぶりに(今シーズン初めて)、これぞパリ国立オペラ座バレエ!と納得できる公演。「ル・パルク」の魅力を久々に満喫。




※ 先週、ジェルマン&ハナの「ル・パルク」はこちらです。





編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2026年2月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。







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