WEST.の重岡大毅さん(33)と濵田崇裕さん(37)が8月9日、それぞれ結婚を発表しました。重岡さんは同時に、第1子が誕生したことも明らかにしています。
SNSには祝福の声が数多く寄せられましたが、他方で「だまされた」「もう応援できない」といったきびしい反応も噴出しました。なぜアイドルは、30代になって結婚しただけで、これほどファンから責められるのでしょうか。

重岡大毅(右)と濵田崇裕(中日新聞)
7人中4人が結婚に怒るファン
WEST.では、2025年1月に桐山照史さん、同年10月に神山智洋さんが結婚しています。今回の2人を加えると、7人中4人が既婚者になりました。アイドルグループとしては珍しい光景です。
ファンの衝撃を大きくしたのは、重岡さんと濵田さんが同じ日に発表したことに加え、重岡さんについては結婚だけでなく子どもの誕生まで一度に知らされたことでしょう。
推し活にはお金がかかります。コンサートへ行き、CDやグッズを買い、ファンクラブに入り、遠征する。年間に何十万円、場合によっては何百万円も使うファンもいるでしょう。
だから推しが結婚すると「これまで使ったお金は何だったのか」と感じてしまう人が出てくる気持ちは理解できますが、CDを100枚買ったからといって、そのアイドルの人生を100枚分所有できるわけではありません。
アイドルビジネスは「疑似恋愛」を売ってきた
とはいえ、ファンだけを責めるのも公平ではありません。アイドル産業が長年、「疑似恋愛」をビジネスにしてきたからです。「みんなの彼氏」「ファンが恋人」といった演出をし、プライベートの恋愛を極力見せず、ファンとの心理的距離を縮めてCDやグッズ、ライブの売り上げにつなげてきました。
つまり、ファンが「自分の推しだ」と錯覚する仕組みを、芸能界側も積極的に作ってきたわけです。それなのに結婚した瞬間、「プライベートなので祝福してください」と言われても、感情が追いつかない人がいるのは不思議ではありません。
今回の騒動は、ファンの暴走だけでなく、アイドル産業が長く抱えてきた矛盾が表面化したものとも言えます。







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