サンドウィッチマン伊達みきおさんが脳梗塞で休養:他人事ではない脳梗塞の危険因子とは?

お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさん(51)が脳梗塞と診断され、当面の間、芸能活動を休養することが分かりました。所属事務所が8月28日、公式サイトで発表しました。

サンドウィッチマン伊達みきおさん

体調不良から脳梗塞が判明

所属事務所によると、伊達さんは先日、体調不良を訴えて病院で検査を受けたところ、脳梗塞と診断されました。

医療関係者の迅速な対応もあり、「幸い大事には至らず」、現在は入院治療を受け、リハビリに励んでいるといいます。

事務所は「伊達本人の健康を最優先に、担当医と相談しながら、活動再開に向けて努めてまいります」と説明。当面は相方の富澤たけしさんが個人で活動することになります。

伊達さんは8月22日、体調不良のため、パーソナリティーを務めるニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」の生放送を欠席。26日には、翌27日の「水谷千重子の宴ジョインコンサート2026」への出演を見合わせることが発表されていました。

脳梗塞とはどんな病気なのか

脳梗塞は「脳卒中」の一種で、脳の血管が詰まり、血液が十分に流れなくなることで脳細胞が障害される病気です。国立循環器病研究センターによると、血流が悪い状態が続けば脳細胞が死んでしまいますが、発症から早い段階で血流を再開できれば、症状を軽減できる可能性があります。

代表的な症状には、突然の顔や手足のまひ、片側の腕に力が入らない、ろれつが回らない、言葉が出てこないといったものがあります。厚生労働省は「Face(顔)」「Arms(腕)」「Speech(言葉)」「Time(発症時刻)」の頭文字を取った「FAST」を脳卒中の早期発見の目安として紹介し、こうした症状が1つでも現れた場合は速やかに救急車を呼ぶよう呼びかけています。

脳梗塞には、脳の細い血管が詰まる「ラクナ梗塞」、動脈硬化などによって血栓ができる「アテローム血栓性脳梗塞」、心臓でできた血栓が脳まで流れて血管を塞ぐ「心原性脳塞栓症」などがあります。

高血圧や糖尿病なども危険因子

脳梗塞の危険因子としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、大量飲酒、腎機能障害などの生活習慣に関連する要素や、心房細動などの不整脈が知られています。

国立循環器病研究センターは2026年に公表した研究でも、季節を問わず、高血圧、脂質異常症、糖尿病、心房細動などの危険因子を早期に発見し、適切に管理することが重要だとしています。

もっとも、伊達さんがどのタイプの脳梗塞だったのか、また何が発症原因だったのかについては公表されていません。一般的な危険因子を伊達さん個人の病状と結びつけて考えることは避ける必要があります。

今は治療とリハビリが最優先

脳梗塞は発症した部位や範囲によって症状や回復の程度が大きく異なります。早期治療が重要である一方、その後のリハビリも機能回復にとって大切になります。

今回、所属事務所が「大事には至らず」と発表していることは、ファンにとってひとまず安心材料でしょう。ただし、活動再開の具体的な時期については明らかにされていません。

2007年の「M-1グランプリ」で敗者復活戦から優勝して以来、サンドウィッチマンはテレビやラジオ、ライブで第一線を走り続けてきました。

突然の休養発表に驚いたファンも多いと思われますが、今は復帰を急ぐ段階ではありません。治療とリハビリに専念し、再び伊達さんと富澤さんの2人がそろって舞台に立つ日を待ちたいところです。

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