エアポート投稿おじさんのテンションを上げる「センチュリオンラウンジ」

内藤 忍

エアポート投稿おじさんと揶揄されるおじさん投稿が以前はSNS上に溢れていました。

航空会社の空港ラウンジの写真をSNSに投稿してマウンティングするような行為です。私もまさにそんな痛いおじさんの1人でしたが(涙)、最近は投稿することが少なくなりました。

航空会社のラウンジのクオリティが下がってきて、マウンティングするどころか投稿するテンションが下がってしまったからです。

航空会社だけではなく有料の空港ラウンジにも大したものはありませんが、アメリカンエキスプレスのセンチュリオンラウンジだけは例外です。

東京では羽田空港の第3ターミナルだけに設置されています。

ここは足を踏み入れた瞬間に別世界にワープするような上質な雰囲気に満ちています。シックなインテリア、静けさを巧みに演出する照明、そして細部まで磨き上げられたモダンな和の意匠。

アメリカでもいくつかのセンチュリオンラウンジを利用したことがありますが、羽田空港のは別格です。

カウンターではバーテンダーがオリジナルのカクテルを作ってくれますし、スパークリングワインはシャンパーニュではありませんが白とロゼの2種類が揃っていてどちらもおいしく飲めます。

逆サイドにある寿司カウンターでは職人がその場で握る寿司を好きなだけ食べることができます。

またカレーやお寿司には尾崎牛が使われていて、カレーはJALカレーに比べると上品で食べやすく仕上げられています。

牛肉のお寿司もマグロのように口の中でトロける味わいでした。

尾崎さんのロスアンゼルスのイベントに出かける前にラウンジで尾崎牛が食べられるのは何とも良い気分です。

もちろん本格的な鮨店のクオリティとは異なりますが、満足度はかなり高いです。

航空会社がラウンジがコストカットを進め、特に日系の航空会社ではビジネスクラスラウンジはもはや特別感を感じられない落ち着きのない場所になっていく中、この空間が提供するサービスは貴重な存在です。

第3ターミナルは国際線の専用ターミナルですが、航空会社によっては国際線であっても第2ターミナルになってしまうことがあり、がっかりしてしまいます。

今や海外に出かける際の現地到着までの唯一の楽しみがこのセンチュリオンラウンジといっても過言ではありません。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年9月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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