和菓子・洋菓子・中華菓子:椿山荘の秋スイーツを食べ尽くす

秋になると、栗、かぼちゃ、柿、ぶどう……と、甘いもの好きには危険な季節がやってきます。そんな「食欲の秋」に、かなり気になるビュッフェが始まりました。ホテル椿山荘東京が9月24日から初開催する「秋のランチ&スイーツビュッフェ」です。

椿山荘サイト

普通のスイーツビュッフェなら、ケーキ、タルト、プリンあたりが主役ですが、今回は洋菓子だけではなく、和菓子、さらに中華菓子まで参戦。ホテルの和・洋・中それぞれの料理人が「秋の甘味」で勝負する、ちょっとしたスイーツの異種格闘技です。開催は10月30日までの特定日、時間は12時から14時までです。

主役は巨大ショートケーキと搾りたてモンブラン

まず目を引くのが、シャインマスカットをたっぷり飾った大きなショートケーキです。見た目はほとんどウェディングケーキ。しかも置いてあるケーキを自分で取るのではなく、シェフが目の前で切り分けてくれます。

もう一つの主役が「搾りたて栗のモンブラン」。注文を受けてから仕上げてもらえるライブキッチン方式です。秋といえば、やはり栗。搾ったばかりのモンブランという言葉だけで、栗好きならかなり心を持っていかれます。

このほか、りんごタルト、柿・葡萄・無花果のタルト、カヌレ、抹茶と栗のロールケーキ、南瓜プリン、バスクチーズケーキ、胡桃と無花果のタルト、大学芋まで並びます。ダイエットという言葉は、この日は一度忘れたほうがよさそうです。

和菓子と中華菓子が意外に強い

おもしろいのは洋菓子だけではありません。和菓子には「柿とキウイの羽二重 黒糖胡桃と賀茂鶴のジュレ掛け」という、名前を聞いただけでも手の込んだ一品があります。

さらに北海道産「きたろまん」を使ったおはぎ、蜜漬けの柿蕨餅、水羊羹を入れた冷製白汁粉。白汁粉にはマスカルポーネも使われていて、もはや「和菓子」と一言では片付けられません。

ダークホースが中華です。金木犀ソースの塩杏仁豆腐、紅烏龍茶が香るマレーシア風蒸しカステラ、さらに栗入り蓮の実餡を包んだ胡麻団子。胡麻団子は会場で揚げたてが提供されます。

甘いものだけでは終わらない

そして、このビュッフェの恐ろしいところは、スイーツだけではないことです。茸とサーモンのクリームペンネ、ビーフカレー、ポークとオリーブのトマト煮、バラちらし、茸蕎麦、点心、麻婆豆腐など、和・洋・中のランチメニューまで用意されています。

甘いものを食べる。麻婆豆腐に行く。また甘いものに戻る。いわゆる「甘い→しょっぱい→甘い」の無限ループが成立してしまうわけです。これはホテル側の巧妙な作戦なのかもしれません。

一般料金は大人9800円。決して安いランチではありませんが、秋の味覚を使った和洋中の料理とスイーツを一度に楽しめることを考えると、「今日は食べるぞ」と決めた日の娯楽としてはかなり魅力的です。食欲の秋は、まだ始まったばかりです。

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