車がいらない東京であえて乗る合理性

黒坂岳央です。

「東京では車はいらない」という話をよく見る。これ自体は正しいし、自分も東京に住んでいた頃はそう思っていた。

東京で車を持つにはあまりにも維持費が高い。自宅だけでなく、どこへいくにも駐車料がかかる。正直、電車のアクセスがいい場所に住めば車を持つメリットはゼロに思える。

しかし、いざ車移動をすると大変便利なことに気づく。東京で車は必須ではないが、あれば大変便利なのだ。

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電車移動は非効率?

東京の鉄道網は世界でもトップクラスに便利だ。だが、それは「駅から駅」という距離に過ぎない。

実際には駅まで歩き、地下鉄なら深い階段を下り、ホームで電車を待って乗る。降りる時は同じようなプロセスが必要になるので、「駅→駅」は近くても「ドア→ドア」は以外に時間がかかり、効率的とは言えない移動もある。

個人的には大江戸線が特に長いと感じる。六本木から新宿までの乗車時間は約10分程度だが、地下深くにあるホームまで降りる時間や長い通路を歩く時間を含めると、体感時間はかなり長い。

東京駅も同じで、京葉線ホームは「東京駅に到着した」という感覚と、「目的地へ向かえる状態になった」という感覚に大きな差がある。

「東京は電車があるからどこへ行くのも便利」。確かに駅まではそうだが、実際のトータル移動を考えると満員電車もあって、かなり大変なことも多いと感じる。

車は時間を買う道具である

筆者は仕事で東京に行くときは、一切電車には乗らずすべて車移動にするようにした。空港から時にはホテルまで直接バスやタクシーを使う。

昔は「タクシーは大金持ちの社長の乗り物で自分には贅沢」と思っていたが、一度乗るとこの快適さは非常に大きいことが分かる。

例えば六本木から銀座へ移動するとすると、電車なら料金は数百円で、所要時間は30分前後はかかる。この移動で結構体力が必要になる。だが、タクシーなら2,000円程度かかるが、15分程度で到着する。雨が降っても満員電車も関係ない。非常に快適で移動中もパソコンでちょっとした仕事が出来る。

そしてよく言われることだが、電車は体力が削られ、満員電車がしんどいという他にも、痴漢冤罪や他人とのトラブルもあり得る。特に朝の通勤電車では、たまにサラリーマン同士でケンカをしている光景を見ることがあった。

それをいうなら車でもトラブルはゼロではない。だが、タクシーで問題が起きればその場で降りて別の方法を選べる柔軟性がある。トータルでは圧倒的に楽に感じる。

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そして東京で車を乗るには「所有する必要」はない。田舎は流しのタクシーなどはなく、電話で呼ぶしかないが東京ではそこら中に走っているしアプリを使えば1-2分でホテル前に来てくれるので便利だ。

さらにこうなると「駅近のホテル」を選ぶ必要もなくなる。駅から遠いホテルなら代金が安くなるメリットすらある。一度東京でのタクシー移動を経験するとその便利さに驚くことだろう。

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「Z世代を甘やかすな」(著:黒坂岳央)

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働き方・キャリア・AI時代の生き方を語る著者・解説者
著書4冊/英語系YouTuber登録者5万人。TBS『THE TIME』など各種メディアで、働き方・キャリア戦略・英語学習・AI時代の社会変化を分かりやすく解説。

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