テスラが2028年度から生産するロードスターのお披露目がありました。この1分程度のビデオ、ご覧になる価値はあると思います。ローラーコースターの内側のような道をロードスターがゆっくり走りあがり、ほぼ頂上、つまりクルマが逆さとなった時点でサイドから噴射でクルマが回転し、次に車の下から噴射でゆっくりと下降して見事に着地するというもの。スペースXの技術との融合だそうです。これ、テスラが好きとか嫌いとかいう話ではなく、こんなドラえもんのようなことを実現させる想像力を日本は磨いてほしいと思うのです。夢を現実に。ならば日本発のタケコプターでも作ってもらいたいですよね。
では今週のつぶやきをお送りします。
今、株で儲かっている人はどれだけいるか?
新NISAをやっている方々などいわゆる素人投資家の方々は「やっぱり株は難しい」と思っている方が多いと思います。私はこのブログで毎週この項では丹念に株について私見を述べてきていますが、東京市場についてはかなり前に「AI関連が席巻する相場」でつまらないと申し上げてきました。買い推奨銘柄がAIとどれだけ関係づけるかによって決まり、そこにどっとマネーが集中し、株価は垂直上昇をしていたのはさほど昔ではありません。しかし、その化けの皮が剥がれた今、たぶん、多くの方は含み益より含み損が多いのではないかと思います。
松井証券が発表する信用評価損益率は現在20%で指標的には大底。つまりAI関連の下落による損失拡大はそろそろ止まる可能性はあります。ただしそれはあくまでも確率論で想定外の大震動はいつ起きてもおかしくありません。先般キオクシアが17000円台の時に15000円ぐらいまで行くかも、と申し上げて1週間しかたたないうちに12000円台まで下落したのは驚きで、とにかく信用取引の含み損の解消が重いのが見て取れます。よって木曜日の日経平均3000円越えの下落も売りが売りを呼ぶ歯止めが効かない状況だったと言ってよいのでしょう。
私のカナダでの投資も冴えないといえば冴えないのですが、配当株に大きくシフトしてキャピタルゲイン狙いを減らしています。理由は株価が高すぎて成長株のここから先の成長余力が見えないから。ただ、一部のソフトウェアの会社の株価が大きく回復してきており、AI関連株と逆相関関係ともいえ「捨てる神あれば拾う神あり」ではありませんが、分散投資でリスクヘッジが効いている状態です。
日本株はアメリカ中間選挙次第だと思います。つまり世界でフロートしている投資資金が選挙の結果を踏まえ、リスクオンになるか、リスクオフとなるかであります。日本そのものに要因があるわけではなく、受動的存在であり、あくまでも投資の受け皿の一つとみています。個人的には選挙後はアメリカ株はもやもやが晴れると期待しているのでアメリカ株が上がり、それに釣られて日本株も上がり、ホリディ相場になればベストだと勝手に前向きに捉えています。
アメリカからみた友達定義
形式知と暗黙知という言葉をご存じの方も多いと思います。形式知とは明文化、言語化され誰もが共有し、同じような考えのもとで認知できることを言います。暗黙知は個人の経験や勘、知識などに基づくものでこの水平展開は難しいとされます。この発想を応用してアメリカから見て友達は誰なのか考えてみましょう。一般的には英国、イスラエル、日本がその代表格とされます。英国はキリスト教プロテスタントの仲間、イスラエルは世界のユダヤ人の半分を受け入れ、ユダヤ人によってアメリカの政界財界が成り立っている事実は否定しようがありません。では日本って何でしょうね?たぶん、アメリカ人の中に形式的には入り込んでいないのですが、「いい奴」なんだと思います。英語でいうバディ。だからアメリカから見て日本は広く認識された形式的友達であります。
では暗黙的な友達の部分はどうでしょうか?これは時の首相と大統領の個人的関係によるところが大きいと思うのです。トップ同士ウマが合うか、です。小泉純一郎氏はジョージ ブッシュ氏とウマが合ってキャッチボールをした関係。安倍晋三氏はトランプ氏とゴルフ仲間。そして小泉氏も安倍氏もブッシュ/トランプ氏とよく遊んで、飯を食っているのです。そういう意味で小泉、安倍両氏はアメリカと暗黙的友達関係を築いたとも言えます。それってタイパとかコスパでは割り切れない人と人の付き合いで生まれるプラスアルファの部分なのですね。

日米首脳会談での高市首相とトランプ大統領 ホワイトハウスXより 2026年9月
ウクライナのゼレンスキー氏に「大統領、辞めろ、選挙しろ」とトランプ氏が吠えています。マスク氏も一緒に後ろから吠えていました。ゼレンスキー氏とトランプ氏は例のホワイトハウスでの言い争いの記憶もまだ新しい中、表面上仲直りしたのですが、ここにきて双方の関係は危機的状況にあるとみています。個人的にはもう元には戻せないかもしれない、と危惧しています。個人的関係悪化ば、暗黙的友達関係の解消により形式的友達すら破壊することもあり得ます。今、ウクライナからアメリカが手を引けばウクライナは数か月と持たないかもしれません。
一方、アメリカにとって中国とは形式的には友達ではないけれど利用価値があると見れば暗黙的な友達になることはあり得ます。ロシアとアメリカの関係もそうです。これが国際関係の歯車が大きく狂ってしまった2026年の世界情勢を一言でわかりやすく説明した感じです。この話のポイントは、広く理解されている国家間関係はどこまで強固なのか、時の国家元首により歴史的関係をあっさり壊せるものなのか、これが2026年に国際社会に突き付けた大いなる課題ではないでしょうか?その最たるケースは、私としてはアメリカとカナダの関係を挙げたいところであります。
後記
私のGTR君の4本のタイヤは春に全部新品にしたにもかかわらず空気漏れ。タイヤのバルブが悪いのだろうとバルブを4つとも交換。それでも空気漏れは止まらず。昨日、「ビードに原因があるかもしれないから見てくれ」とGTRのメカニックのショップに持ち込んだところ、「ひろ、来てみろ」とショップの担当者。そこにはタイヤチェンジャーに乗せてタイヤを半分めくりリムが見える状態。「ほら」と言われたのは明らかに以前タイヤ交換をした時、手組みで無理にバールかレンチでこじ開けた跡がそこら中に。「問題はこれだったな」といわれショップはそれを全部研磨してビードシラーをたっぷり塗って直してくれました。原因追及にこれほど手間がかかったのは初めてです。というか信頼できるショップにお願いしないとだめだなと今回改めて感じたことです。ちなみに「修理費は?」ときけば「ひろはいいやつだから無料でいいよ」と。おー、涙が出るほどうれしかったです。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2026年10月17日の記事より転載させていただきました。







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