公明、立憲・中道との統一選協力を解消。「大きな塊」はどこへ行ったのか

10月14日、公明党の西田実仁幹事長が党中央幹事会で、公明・立憲民主・中道改革連合の3党が来春の統一地方選で基本合意していた選挙協力を解消する方針を表明しました。

このニュースに対して、SNS上では冒頭のような厳しい声が相次いでいます。

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まず、公明党側の事情も見てみます。

公明党にとって、統一地方選は党の足腰そのものです。全国で1,500人規模の候補を立てる選挙で、地域ごとに立憲との距離感がまったく違うことも事実でしょう。

地方で長年ぶつかってきた相手と、急に手を組むのは簡単ではありません。現場の判断として協力が難しい地域があるのだと思われます。

ただ、それでも厳しい声が収まらないのには理由があります。

2月の衆院選。中道改革連合の議員は、公明出身が28人、立憲出身が21人という結果になりました。比例名簿で公明出身者が上位に並んだことは、選挙前から報じられていたとおりです。

つまり、いま中道に所属する公明系の衆議院議員の多くは、立憲側の支援者や地方議員も含めて戦った選挙の結果として、比例で議席を得ています。

その翌年の統一地方選で、今度は協力を解消する。

ここに引っかかりを覚える人が多いのは、自然なことだと思います。

この指摘がいちばん本質を突いていると感じます。

選挙協力とは、相手の候補に一票を託してくれと、自分の支援者に頭を下げることです。2月に立憲系の地方議員がそれをやった。その地方議員たちが、来春は自分の選挙を戦います。

そのタイミングを前にしての解消劇です。

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「大きな塊をつくる」。中道改革連合の結党時に掲げられた言葉です。

1年前に自民党との連立を離れ、立憲と新党をつくり、その新党の地方展開は見送り、そして統一選の協力も解消。一つひとつには理由があるのかもしれません。

ただ、外から見える行動を並べると、看板と実態の距離はかなり開いてしまいました。

今回の解消の具体的な理由について、詳しい説明はまだ十分には出ていないように見えます。

比例で議席を預かった政党として、有権者と、汗をかいた相手方の地方議員に、どう説明するのか。引き続き注視したいと思います。

岡本三成氏 公明党HPより


編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2026年10月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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