復興構想会議で議論すべき内容

2011年04月16日 09:46

復興構想会議が菅首相の仕切の悪さもあり、最初から迷走している事に就いては昨日の記事で説明した通りである。

余りの体たらくに、問題指摘で終わってしまったのであるが、本来私が言いたかったのは、先ず第一に、現に震災で避難民となられ不自由な生活を余儀なくされている方々が多数おられる状況下、都市の復興や住宅の建設は急がねばならないと言う事。

次いで、単に3.11以前の形を復元するのではなく、日本の将来あるべき都市や住宅をこの際具現化し、震災で辛酸を舐める事を余儀なくされた方々が胸を張って暮らせる都市や住宅を建設し、併せて日本の復活を世界にアピールすべきと言うものであった。

掻い摘んで言えば、日本の都市と住宅の未来像をこの際東北の被災地に作るべきとの提案であり、復興構想会議も出来てしまった以上こう言う具体的で建設的な議論をすべきと言うものである。

就いては、復興構想会議で議論すべき内容として下記4点を提案する。

第一に、住宅は高気密高断熱を標準とし、可能な限り省エネを追及すべきである。その為には3.11を機会にエコ住宅をニッチで贅沢なものから、日本の住宅の標準に転換すべきである。

エコ住宅関連資料調べて観たが、これが写真が多くて判り易い。

次はスマートグリッドを採用して省エネ都市を完成する事である。スマートメーターの上記エコ住宅への設置をマストにしたら良いと思う。

ゴミ焼却炉に隣接して発電プラントを建設する事も忘れてはならない。

3番目は3.11以降のあるべき通信インフラの構築である。3.11以前の電話交換機ありきのNTTの会社システムやこれから派生している社員の気風の呪縛から解放し、スマートグリッド同様トラフィックの最適配分の観点から伝送路構築をすべきと思う。

当然、ラストワンマイルは当然として無線が主で有線(光)はバックボーンに回るようなトポロジーを想定する。

最後は、3.11を機に放送特区を作ってはというものである。私事で恐縮であるが、昨日高1長男のau回線申し込みと昨日発売のHTC EVO購入に保護者として付き添った。

長男に購入理由を聞いた所、テザリング機能が気に入っているとの回答であった。

上記通信インフラの構築とも当然リンクするが、テレビは今後家で観るものではなく、何時でも何処でも、そしてライブであれ、ネット内の録画であれ携帯端末やPCで視聴するサービスになる。

既に私の長男含め、若者に取っては当たり前の事で、こう言う事を殊更くどくど書いている事自体が既に老人の証拠なのであろう。

HTC EVOは下り40Mbpsなのでテザリングでテレビの放送内容を無線対応PCでストレスなく視聴可能の筈である。益々便利で快適に成る訳だ。

特区内のテレビ局はIPサイマル送信を開始すべきである。そして、BBC同様視聴用アプリを無償提供し新たな放送のあるべき姿を提言すべきと思う。

露骨に言えば老人相手の商売から、若者相手の商売に衣替えすべきと提案している訳である。勿論レガシーとして放送波は従来同様出し続ければ良く、老人に迷惑はかからない。

基本的な話として、日本は夢のある国でなければならない。取分け若者が夢と希望を持てる国でなければならない。東北復興をそのShow Caseとすべきである。復興構想会議が老人たちが妄言を好き勝手に吐くだけのものなら税金の無駄遣いに過ぎず、さっさと解散すべきである。

山口 巌

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