架空立体上に絵を描くことも可能な「3Dディスプレイ」

アゴラ編集部

慶応大学大学院メディアデザイン研究科の舘暲(たちすすむ)特別招聘教授、南澤孝太准教授らの研究室が、複数のユーザーが同時に何もメガネなどをかけず、空中に3D映像を見ることのできる3Dディスプレイを開発したようです。舘教授は、東大工学部で長くロボット研究などを行っていた研究者で、ロボットの視覚センサー、特にバーチャルリアリティやインターフェース、コミュニケーションの研究で高く評価されています。2009年の東大退官後、慶大の特任教授になり今回の技術開発になった、というわけです。


今回の3Dディスプレイは「HaptoMIRAGE」といい、すでに9月2日から横浜で開かれている「CEDEC2014」で発表されています。この技術、3D映像を見るだけではなく、インタラクティブに空中へ画像を描くことも可能らしい。立体物を三次元的になぞったり、バーチャルな立体物の上に3Dの絵を描いたりできるそうです。

舘教授らの研究は、独立行政法人の科学技術振興機構(JST)の推進事業の一環として進められ、「さわれる情報環境」の実現を目指しているようです。さらに、今回の3D技術を、さわった感覚、つまり触覚と融合させ、よりリアルな3D体験に高めていくことが目標らしい。リアルとバーチャルの境界が、どんどんあいまいになっていくようです。

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JSTのプレスリリースより。

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空中に3D映像を投影する裸眼3Dディスプレイを開発


7月のトヨタ・グループは輸出好調、国内販売はレクサスが苦戦
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アベノミクスが失敗に終わり、消費税増税がボディブローのように国内経済を傷め続けているようです。物価の上昇に賃上げが追いついていないので当然。出るほうが入ってくるのより多いんだから使わなくなります。賃上げにはタイムラグがある、という説はあるんだが、それは順調に経済が上向き続いての話。経済が失速すれば賃上げが追いつく状況には絶対なりません。しかしてインフレと不況が同時に起きるスタグフレーションとなる。今の状態でレクサスを買える人は国内んはそんなに多くいない、というわけです。

イ・ビョンホンを脅迫したGLAM ダヒは誰?ドラマ「モンスター」で演技にも挑戦
KSTYLE
すでに日本では完全なるオワコン状態の「韓流」なんだが、イ・ビョンホン、という名前くらい覚えている人もいるかもしれません。イ・ビョンホン、というのは、韓国の俳優です。出演映画は『JSA』(2000年)、『甘い人生』(2005年)、『G.I.ジョー』(2009年)など、スクリーン上ではパッとしない印象ながら、チェ・ジウと共演したテレビドラマ『美しき日々』(2001年)やギャンブラーを演じた『オールイン 運命の愛』(2003年)など、日本でもNHKでオンエアされたテレビドラマで人気者になった俳優です。ようするに、映画界へ進出する前のテレビ業界で得た貯金でのし上がったタイプ。しかし、人気が出るとテレビのドラマには、ほとんど出なくなっています。そんなイ・ビョンホンが、恐喝未遂事件に遭ったらしいんだが、これは犯人グループの一人が同じ芸能界の女性グループGLAMの「ダヒ」なるタレントだということを報じている記事です。彼女はイ・ビョンホンと酒を飲みながらわいせつな会話をし、それをひそかにスマホで撮影しておいて後で金を払わないとネットにその動画をバラ撒く、と脅迫したらしい。脅し取ろうとした金額は50億ウォン(約5億1500万円)。しかし、わいせつな会話程度でそんな大金、払うわけもありません。オツムのほうも悪いんでしょうか。
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くだんのダヒ嬢。GLAMのFacebookより。

Suicide prevention more than a month-long campaign
U.S.airforce
海上自衛隊でまたイジメが原因の自殺が起きました。海上幕僚長が謝罪会見をする自体になっているんだが、自衛艦という「閉塞環境」で起きがちな案件です。自衛隊に限らず、防衛省の職員の自殺率は他の省庁の150%という調査もあり、自衛官に自殺は多い。この記事では、米国の空軍による自殺予防キャンペーンについて書いています。カウンセリングや「いのちの電話」みたいなものを用意し、早期発見、早期解決でケアするらしい。背景には、自衛隊と同様、軍隊特有の問題があるようです。
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。米国空軍の自殺予防キャンペーンのホームページ

Watching action movies could make you overeat, study says
CBSNEWS
米国コーネル大学の研究によれば、アクション系ドラマや映画を観ると、ついつい食べ過ぎてしまうようです。これは、ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソン主演のアクション映画『THE ISLAND』、『アイランド』の音声を消したもの、さらにインタビュー系のテレビ番組の3つを94人の被験者に見させ、同時にチョコレート、クッキー、ニンジン、ブドウを手元に用意した、という実験にようるもの。アクション系の映画などは、ドラマに注意をそそがれるあまり、自分がどれだけ食べたかわからなくなる、というわけです。要注意ですな。


アゴラ編集部:石田 雅彦