ビジネスマン必読！別所哲也さん『夢をカタチにする仕事力』

9月19日（月）ＢＳイレブンの人気報道番組「INsideOUT」に出演しました。

人とお会いするときは、必ずその人の本や資料を読み込むのが私の流儀。今回も、メインキャスターの別所哲也さんの本『夢をカタチにする仕事力』を読み込んで臨みました。

この本は、面白いですよ！

ショートショート（短編映画）の魅力にとりつかれた別所さん。俳優業のかたわら、仲間を巻き込んで、ショートショートフィルムフェスティバルを毎年開催しています。

上映権の購入、会場の確保、関係者の資金の持ち逃げなどさまざまな困難を乗り越えて実現。この本は、やり抜く力にあふれています。

そして、1流のビジネスマンが発する力強く洗練された言葉に心が揺さぶられます。

仕事や人生を変えるような出会いは、すべてこの直感が動いたときだと僕は思うのです。大切なことは、その直感を受け入れられる自分がいるかどうかです。そして、直感が閃くためには、そこに至るまでのバックボーンが必ず存在するのです。（56ページ）

リスクマネジメントにおいて、どこに合意点を見つけるかということです。徹夜のシール貼り作業で、スタッフ全員が倒れてしまっては、翌日以降の映画祭開催が不可能になります。自分はともかく、スタッフがどこまでこの作業に携われるか、時間と体力を算定しながら進行しなければなりません。・・・ギリギリがわかっているということは、その作業のデッドラインがどこにあるかわかっているということです。そして、あきらめないという行為は、どこで合意してことを前進させるかのアイディアがあることの裏返しの証明です。いたずらにパニックになることも、根拠なく妥協することも、思考停止以外の何ものでもありません。（86ページ）

「二年目がある保障はどこにもない」「やりたいことを今年全部やらないと悔いが残る」（92ページ）

●楕円思考。
楕円は円と違って、二つの基点、軸をもって、緩やかにやさしい曲線を描きます。ときに一点から描き出される円よりも、安定した美しさをつくり出すことすらあります。

だから、僕には役者も映画祭も、どちらが本業、どちらが副業という意識が今は全然ない。同じ僕自身の「感動を分かち合いたい」という思いから生まれているんです。

全てのビジネスマン必読の書ではないでしょうか。
僕も次回のショートショートフィルムフェスティバルに行くことにしました。

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