行幸啓とは:両陛下、沖縄をご訪問

2018年04月05日 11:30

3月27日から3日間、天皇皇后両陛下が沖縄をご訪問されました。

平成31年4月30日に譲位されますので、天皇・皇后陛下としての沖縄ご訪問はこれが最後かと報じられていました。
今回のご訪問では、先の戦争で沖縄最後の激戦地となった糸満市で戦没者の慰霊されたり、日本最西端の与那国島をお訪ねになられたりしました。
普通にはしゃいで2泊3日の沖縄に旅行に行っても疲れますから、両陛下はお疲れになられたことと思います。

今上天皇が皇后陛下と毎間ご臨席される「行幸啓」行事は三つあります。
国民体育大会(国体)
全国植樹祭
全国豊かな海づくり大会

これ以外にも陛下のご意向も合わせて全国各地にお出かけになられますし、自然災害のお見舞いにお伺いになられます。
82歳とご高齢でおられるにもかかわらず皇位の最後までこうしてお足を運んでいただいていることに感謝を申し上げます。

ありがたいことに天皇陛下のおそばをお供させていただいたことが何回かあります。
平成17(2005)年に横浜市が「第25回全国豊かな海づくり大会」を主催しましたが、先導して両陛下をご案内しました。

20180404-1

みなとみらいでは稚魚を放流されましたが、こうしたシーンはテレビなどで多く方の目にも触れると思います。

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しかしカメラに映らないシーンもご一緒しました。
例えばこの日の前日にはレセプションがあり、天皇皇后両陛下が2〜300人の神奈川県内の漁業者とお会いする機会がありました。

誰でも一生に一度、両陛下とお話ししたいと思うでしょうから、両陛下の前にはずらっと行列となり両陛下はずっと耳を傾けておられ、絶対に人の話を遮らないのをその後ろに控えて間近に拝見しました。
またこの豊かな海作り大会の当日は昼食を個室でご一緒しました。

お身内だけで召し上がられた方がどんなに気が楽かと思いましたが、私ほか8人との昼食会でどうしても出席者が緊張しているなか、陛下がお気遣いいただいて話しかけていただくというようなことになり、これも大変なことでしょう。

私達でも次から次と知らない人が押し寄せて一言一言をきちっと聞くのは大変です。
4月2日には両陛下が皇居の周りを散策されたというニュースが流れていました。
どうかお体をお労りいただきいつまでもお元気で過ごされていただきたいと思います。


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年4月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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