N国党は退潮顕著か?積極擁立の維新、我孫子市議選で2名が当確!

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
昨日は我孫子市議選、運命の投開票日。

24の定数に2名を積極擁立した維新の会。厳しいのではないかという下馬評を覆し、西川よしかつ・せりざわ正子の2名が当選いたしました!

ご支援をいただいた皆さまに、心より感謝を申し上げます。

関東ではなかなか党勢が拡大できなかった維新。千葉で、しかも定数が30名以下の選挙区で、2名を当選させるのは以前であれば考えづらかったことです。

天王山であった4月の大阪ダブル選挙、そして7月の参院選挙を経て、確実に大阪以外にも党勢が拡大していることを感じます。

また今回は維新が2名という積極擁立を行ったことで、N国党の議席獲得を阻んだことも政界としては見逃せないニュースでしょう。

他にも昨日開票があった大田原・桶川市議選でもN国候補が落選し、代表が複数回に渡って応援に入った「本命」我孫子市議選も落としたことになります。

NHKから国民を守る党公式ツイッターより:編集部引用

埼玉県補選で供託金没収を免れたことをもって、N国の伸長を予測する方もおりましたが、供託金没収点を遥かに下回った海老名市長選の結果も合わせて考えると、共産党すら候補擁立を見送った埼玉補選は、対立候補への批判票が集まっただけである可能性が高いと言えそうです。

私はN国・立花氏には傑出した能力があることは認めつつも、平然と脱法とも見える行為に手を染める姿勢は決して支持できませんし、その存在は日本社会や政治にとってマイナスの方が明確に大きいと考えています。

既存政党への不信感から、典型的な左派ポピュリズムであるれいわや、話題性ばかりが先行するN国に注目や票が集まってしまうのは危機的な状態です。

だからこそ、大阪で実績を積み上げ、国会でも自民党と骨太の政策論争を挑む維新の存在感を再び高め、失速してしまった第三極への期待を取り戻す意義は非常に大きいはずです。

今月末は埼玉県上尾市・朝霞市でも市議会議員選挙が行なわれ、維新はそれぞれ1名の公認候補擁立を予定しています。

こちらでも結果が出せるよう、東京維新も総力をあげて支援をしていきます。

引き続きご注目・ご支援をいただければ幸いです。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2019年11月17日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。