立憲民主党議員の「セクキャバ騒動」の何が問題だったのか

2020年04月16日 06:00

高井崇志氏(衆院ネット中継より編集部)

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

週刊誌報道はあまり取り上げない所存なのですが、本人も行為を認めて離党届⇢除名処分というスピード展開になったので、本件に少しだけコメントします。

緊急事態宣言後にセクキャバ遊興の高井議員を立民が「除籍」処分(産経新聞)

前提として、国会議員と言えどプライバシーはありますし、平時であれば「趣味の話」で特段に問題視することではないと思います。

お店でも言動を含めて、平時であればガハハと笑い飛ばしておけばよろしい。

しかし、高井議員が歌舞伎町に遊興しにいったのは4月9日。緊急事態宣言が正式に発令されたのは4月7日であり、これは想像以上に深刻な問題であると言わざるを得ません。

まずはもちろん、都知事が特に自粛を要請した「夜の繁華街」に出かけたことです。

国民・都民の皆さまが四苦八苦をしながら外出を減らし、行きたいこと・やりたいものを我慢している最中に公人がそんな真似をすれば、「なんだ、自粛と言ってもこんなもんか」という負の啓発活動になってしまいかねません。

とりわけ高井議員は報道にもあったように、国会質疑の中で安倍総理が夜に会食を繰り返していたことを舌鋒鋭く批判しておりましたので、この点については「軽率だった」では済まないことは明らかです。

そしてもう一つは、国会の仲間・関係者を始め、周囲の人を著しく危険に晒した(晒している)ことです。

専門家会議メンバーもかなり踏み込んで発言しているように、「そういうお店」の感染リスクが著しく高いことは周知の事実です。

とりわけ歌舞伎町を擁する新宿区の感染者数は増え続けており、その一帯が相当にデリケートなエリアになっていることは、国会議員であれば(なくとも)わかっていたはずです。

にもかかわらず、「不要不急」の用事でそうした地域に足を踏み入れ、サービスを受けた。

これでウイルスを持ち帰ってくるようなことがあれば、周囲の人が危険にさらされます。

万が一同僚の国会議員に感染が広まれば、本当に国会が一時的にストップして、国民の皆さまに直接的に関係する補正予算の審議に影響が出る可能性だってあります。

そのリスクは、いま現在もなお残っています。

「誰もがなりえることだから、感染した人を責めてはいけない」

というのはそのとおりですが、もしこうした行動が原因で高井議員が感染していたとすれば、その責任は極めて重いものとなります。

よって昨日、本人が離党届を速やかに提出し、それを立憲民主党側が受理せずに「除籍(除名)」という厳しい処分を下したことは当然のことだと思います。

自粛を続けるというのは、本当に難しいことです。ストレスも溜まるでしょう。

だからこそ私たち国会議員ができるだけ範を示せるよう、これを他山の石として気を引き締めて残り3週間弱の自粛期間をまずは乗り切って参りたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年4月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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音喜多 駿
参議院議員(東京選挙区、日本維新の会)、地域政党あたらしい党代表

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