枝広直幹・広島県福山市長の発案でスタートした『ふくやま未来づくり100人委員会』
市民の有志が応募し、完全抽選で選ばれたメンバーで福山市の未来に向けて議論を進めきています。
現在は各部会に分かれて議論を深めるフェーズとなっていることから、その中の『福山のこどもは世界の宝部会』メンバーに加え有志の方々からお声かけいただき意見交換をしました。
意見交換の場は事前にオーダーいただいた下記のテーマについて、可愛いこどもたちの声が響く中、真剣かつ温かい雰囲気で意見交換しました。
・こども保険について
・医療的ケアが必要な障がい児とその保護者のサポート、病児保育
・学校の先生の負担軽減
・子育てに関する将来像
上記に加えて、せっかく部会で提言をするなら今すぐにでも始められる取り組みも提言し、自分たちで行動してみることも考えてはどうでしょうかと、下記の子育てに関するシェアリングエコノミーサービスの活用についても提案しました。
対応が強く望まれる病児保育。福山市では4拠点で対応いただいていますが、さらに拡充が必要です。
そこで下記2つのサービスの活用を提案しました。すでに自治体と提携している事例もありますし、子育てコミュニティですぐにでもスタートすることが可能です。忙しいお母さん(お父さんも)にとって、少しでも経済的、時間的、精神的な余裕をつくり、できるだけ孤独にならないようサポートすることが重要だと考えています。
これまでの施設型のサービスに加え、下記のようなサービスを組み合わせることでこどもと家族に寄り添った子育て支援が可能になるのではないでしょうか。
アズママ:顔見知り同士でこどもを預かり合うマッチングサービス
キッズライン:ベビーシッターマッチングアプリ
さらに、100人委員会の他の部会で、福山人材バンク構想(それぞれの得意分野を登録し助け合う)があるというお話を聞きました。すでに下記のアプリで簡単に登録、マッチングが可能ですし、これも他の自治体で提携事例もあります。
エニタイムズ:自分の持っているスキルでお手伝い 簡単決済 マッチング
さらに、公民館やスポーツ施設など公共的な施設がネット予約ができればもっと便利なのではないかという問題提起をさせていただき、下記のような空きスペースのマッチングサービスの活用も提案しました。
スペースマーケット:空き施設の利活用マッチング
このような先端のサービスを活用することで、こどもへの温かい想いと人の繋がりを形にし、より多くの方に届けることができるのではないでしょうか。
やはり『知行合一』。
将来に向けた大きな提案に合わせてすぐにでも市民で取り組めるようなアクションも期待したいと思いますし、それをしっかりサポートしていきたいと思います。
いただいた意見については政策で反映できるよう取り組んでいきます。
編集部より:この記事は、総務政務官・衆議院議員、小林史明氏(自由民主党、広島7区選出)のオフィシャルブログ 2017年8月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。