講談社の人気漫画・週刊『モーニング』で、超マニアックな連載が始まっています。
野菜に人生捧げられますか。『八百森のエリー』は、北関東最大手の仲卸「八百森青果」に入社した2人の新入社員の物語。ふだんは知ることができない世界を綿密に取材しています。
今週号(2018年13号。3月1日発売)では、スーパーの特売の桃を集めるために2人の新入社員が奮闘。昨日のブログでも取り上げた宇都宮の阿部梨園も(梨だけでなく桃も栽培しているので)取り上げられています。
面白いと思うのは、
●阿部梨園は、スーパーの特売ではなく、日頃から大事にしているお客さんに直売で売りたいと仲卸への販売を断ったことも、
●スーパーは、出始めの時期に良い桃を特売することで、このスーパーの桃は美味しいというイメージを定着させたいと考えたことも、
単純な勧善懲悪でどちらがいい・悪いではなく、それぞれの立場や思いを丁寧に伝えているところ。考えが深まる漫画です。
もっと知りたい!
●「畑童貞を貫く。」農家の右腕という新しい働き方
<井上貴至 プロフィール>
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年3月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。