協力してくださったみなさんの想いが乗っかった署名を、加藤勝信厚生労働大臣にお渡ししてきました!
メディアは最初の手渡しの瞬間しか入室できなかったのですが、その後じっくり我々の児童虐待防止八策について、意見交換できました。
加藤厚労大臣は冒頭、僕が以前日経新聞でお勧めした児童相談所の漫画「ちいさいひと」や生活保護がテーマの「健康で文化的な最低限度の生活」を買ってくださっていて、付箋付きの漫画本を見せてくれました。そうした真摯な姿勢に、お人柄を感じました。
さらに児相の強化、そして改革。それと同時に里親を含めた子育て支援の重要性を、大臣自ら熱く語ってくださいました。
7月下旬に短期的にできることを、そして法改正等必要になる事項はその後に、ということで、施策を発表していくそうです。
僕たち、「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018」は、6月14日にネット署名をスタートさせ、10万筆集まり、知事と厚労大臣に署名を届けたことで、一旦空中戦フェーズ1の活動を終了しようと思います。
今後は、東京都の条例、国の政策の途中経過で出てくる案をウォッチしながら、キーパーソンとの議論や、彼らに対する要望を随時行っていくモードに入ります。
施策の進み具合によって、新たな署名やイベント等もやっていくことが考えられると思いますが、ひとまずは表向きの大掛かりな活動はこれで一旦区切りとさせて頂きます。
ネット署名で、SNS等での拡散、また様々な協力をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
今後も児童虐待を無くすために、地道に活動をしていきたいと思います。
これからも共に歩いて頂けましたら幸いです。
お礼に変えて。
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2018年7月2日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。