第62回地域力おっはークラブのゲストは、
コミュニケーションデザイナーの坂本陽児さん。
坂本さんといえば、電通で、話題のユーグレナ社のコーポレートブランディングや、琉球ゴールデンキングスと沖縄製粉のコラボCMを手がけられ、 また、東北六魂祭や、東北食べる通信のネーミングおよび基本コンセプトも生み出すなど第一線で活躍される「コミュニケーションデザイナー」。
カンヌ国際広告祭など数多くの賞を受賞されています。
当日は、「頭の柔軟体操~世界のソーシャルキャンペーンから見えてきたもの」というテーマで、メキシコの赤十字が寄付金を増やすためにしたたった一つの仕掛けなどを分かりやすく伝えていただいた。
●募金箱へのひと工夫で、募金額を爆上げさせたソーシャルキャンペーン
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68296299.html
<紙幣だけ募金箱>
Bill Only Collection Box – YouTube
⇒ その坂本さんが語る「いいアイデアを出す基準」がこちら。
1.前提を疑う
2.他がやりそうなことを考え抜き、それを飛び越える
3.実現に向けて熱心に話し、傷つき、改善する
特に注目すべきは、2.他がやりそうなことを考え抜き、・・・
この立場に立つと、ブレーンストーミングは、いいアイデアを出す場ではなく、いかにみんなが考えそうなことを考えるか・・・しょうもないアイデアも大歓迎だ。ブレーンストーミングというと身構える人も、そう考えると、とても気が楽になるのではないか。
僕も、頭が柔らかくなったような気がします。
<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html
「かっこいい長島」を伝えたい
編集長やってます!【長島大陸食べる通信】
http://taberu.me/nagashima/
編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2015年11月20日の記事『コミュニケーションデザイナー坂本陽児さんが語る「いいアイデアを出す基準」』を転載させていただきました(タイトルはアゴラ編集部で改題)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。