「他責の人」は、一生幸せになれない

何か悪いことが起こると、人の反応は2つに分かれます。「自責の人」と「他責の人」です。

写真AC

「自責の人」とは、現実に起こっていることは、自分が導いた結果だと受け入れることが出来る人。「他責の人」とは、自分がうまくいかない時に、それを人のせいや、環境のせいにする人です。

他責の人になって、言い訳している人を良く見かけます。しかし、周りのせいにしても、何も変わりません。確かに、不運だったり、ご縁が無かったり、といった人生のめぐり合わせはあると思います。しかし、それを嘆いても現実は変わらないのです。

むしろ、そんな人のせいにばかりしている、寂しい心の持ち主からは、人は逃げていきます。だから、仕事もプライベートの良いご縁も去っていき、お金にも嫌われてしまいます。自らが招くネガティブスパイラルです。

そもそも、自分の置かれている環境は、自分がどう考えようと同じです。「事実は1つ、解釈は無限」なのです。

同じ環境であっても、幸せだと思って、感謝して生きる人と、不幸だと思って、誰かを恨んだり愚痴を言って生きる人。どちらを選択すべきかは明らかです。幸せかどうかは、自分で決めるものです。

何だか、相田みつを風になってきましたが(笑)、心の持ちようで、人生は変わる。これは、多くの成功者の思考法を見れば明らかです。

周りのことばかり批判し、過去のことをいつまでもくよくよする。そんな人生はもうやめませんか?

それよりも、自分がどうあるべきかをしっかりと考えて、未来を変える方法を実践していく。そうすれば、そこに人が集まり、チャンスが集まり、お金と成功が集まってきます。

「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」のです。

偉そうに書いている私自身も、自分で気がつかないうちに、他責の人になっていることに気が付いて、ハッとすることがあります。

だから、そんなネガティブ思考で、無駄な時間を作らないように、「人生を決めるのは自分」、といつも言い聞かせるようにしています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年12月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。