いくら選挙基盤が安定している自民党の候補者でも、無党派層の方々からそっぽを向かれたら当選することは難しい。
無党派層の方々の過半数から支持されるようになるのが理想だろうが、無党派層の方々は結構自民党には批判的になることが多いので、選対としては無党派層から4割の支持が得られるような候補者を擁立することを目標にしているのではないかと思う。
自民党と公明党の選挙協力が盤石な場合は、無党派層から3割以上の支持が得られればまず当選する。
山梨県知事選挙に当選した長崎幸太郎氏は無党派層の4割の方々から支持を得られたという出口調査の結果が出ているようだから、それだけ長崎氏が無党派層の方々にも受け容れられるような活動を展開してこられたのだろう。
結構なことである。
出来れば、長崎氏は一党一派に偏することなく、本物の県民党を名乗っていただきたい。
山梨県政がこれからどう変わっていくか楽しみである。
長崎氏の今後の活動に期待する。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年1月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。