豊橋市議の長坂です。
維新でもあたらしい党でもありません。
さて、学生時代からの友人「前」都議会議員のおときた駿が、7月予定の参議院議員選挙に、日本維新の会から出馬予定ということで、記者会見がありました。
参議院議員選挙 東京の戦い 記者会見中継 https://t.co/rFkSVRK0e5 @YouTubeより
— やながせ裕文 東京都議会議員(大田区) (@yanagase_ootaku) 2019年6月3日
週末に産経新聞がスッパ抜き、そこからずっとウォッチしていたのですが・・・
維新、参院東京で音喜多元都議を擁立へ 比例には現職都議https://t.co/aLTvv7xAdC
→比例代表には新人で都議の柳ケ瀬裕文氏(44)を擁立する方針
→大票田の東京で比例票を掘り起こす狙い
→音喜多氏は4月の北区長選で全国の現職区市長で最高齢の現職に挑んだが敗れた— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年6月1日
コメントが一方的過ぎて、もう笑うしかない。
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もうすぐ2年前、おときた応援に行って、話してたんですよね。
夜に飯を食べていて見解が一致したのは、「他人の選挙は楽しいけど、自分の選挙は辛いよね」という点です。他人の選挙の場合、個別訪問(後援会活動)やポスター掲示依頼の際に手厳しく追い返されても、「あいつ、人気ねーなw嫌われてやんのww」ってなもんで、ヘコむこともなくダメージゼロでバンバン営業をかけていけます。これが自分のこととなると、批判を浴びると立ち直るのに時間がかかるので、どうしても次の行動に切り替えるのに時間を要するという…。
いやー、おときた人気ねー、笑うしかない。
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ぼくは結構あまのじゃくで、多くの人が見てるのと反対方向が気になったり、そっちを向いちゃったりして、損したり、空気読めてないようなことがよくあります。
でもそういう性分なので、今回はおときた擁護論。もしかして初めて。
今回の出馬表明を受けて、真っ先なぼくの感想は
「ようやく、国政行ったか」です。
おときたは、ずっと「総理大臣になる」と言っていた。
正直ぼくは「総理大臣になるなら、参院じゃなくて衆院だろ」とまで思ってます。
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ぼくは、地方議会を国政へのステップアップにする人はみんなきらいです。
地方議会⇒国政もそうですし、市町村⇒都道府県、もです。
だったらはじめからそう言ってよ、と。
そうは言ってもぼくもよく「いつ国政に行くの?」と言われるように、議員だけでなく、多くの方々も、地方議会を国政へのステップアップと思っていらっしゃるようです。
だから、初めておときたが都議に立候補するというときも、「え、国政じゃないの?」と思ったし、小池ゆりこフィーバーが見込まれた希望の党から出なかったときも、「なんで、国政出ないんだよ」、そして、北区長選挙に立候補、というときは、「いや、お前は地方行政じゃないだろ」と。
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正直、ぼくが豊橋を思うような、おときたから東京都や北区への「地元愛」をぼくはおときたから感じたことがありません。
しかし、「制度を変えて社会を良くしたい」という気持ちはバンバン感じます。
これはもうどちらがいいとかわるいとか、上とか下とかいうのでなく「タイプのちがい」ということで、おときたとぼくの間では、話がついています(たしか)
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というわけで、ぼくが言いたいのは、おときたは全然ぶれてない、ということ。
もちろん、いつ時点のおときたを基準にするのか(いつ、おときたと知り合ったのか)によるのだけど、少なくともぼく目線では、全然ぶれてない、むしろやっと元に戻った、という感じです。
もちろん、おときたをもっと前から知る、例えば、おときた母目線で見たらまた違うのかもしれませんが。
だからぼくは引き続き、おときたを応援しています。
ただ記者会見を見ていて思ったけれど、「都か区か(国か)」「あたらしい党は?」という人の気持ちも理解できるので、やっぱまず頭を下げた方がいい。
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あと、維新も人気ないのに驚き。
タイミングもあるのだけど、やはり東京ではそんなものなのかな。
愛知(豊橋)だと「そこまで言って委員会」をはじめとする関西情報が入ってくるので、そこまでではない気がしますが。
おときた、がんばれ。
いや、おときた、がんばろう。
では!
長坂 尚登 愛知県豊橋市議会議員(無所属)
1983年豊橋市生まれ。地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年Uターン、商店街マネージャーとして、豊橋の街づくりに奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。 2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に最年少・無所属で立候補、新人トップ当選(全体8位)2019年現職トップで再選(同2位)。公式サイト、Facebook、Twitter:@naotoyo84