日産自動車は25日、第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表した。売上高は2兆3,724億円と前年比12.7%減に低迷し、営業利益は前年比98.5%減少の16億円、当期純利益も同94.5%減少の64億円となる大幅な業績悪化となった。販売台数が前年同期比16.3%減に落ち込んだ欧州市場の落ち込みが深刻で、生産拠点の見直しに伴って1万2500人の人員削減を含めたリストラ計画も明らかにした。
(日産自動車リリース)「日産自動車、2019年度第1四半期決算を発表」
“ゴーン・ショック”の余波が続く中、日産の業績悪化は以前から取りざたされていたが、発表の2日前に共同通信が1万人規模のリストラ計画をすっぱ抜き、その直後には日経電子版が「19年4~6月期の連結営業利益は前年同期(1091億円)比で約9割落ち込んだ模様」と速報。日産側も正式発表前に「概ね報道内容に近い数値を想定しています」と一部認めるリリースを出したことから、不安が広がっていた。
業績発表のニュースにはツイッター上でもツッコミが続出。
やっちまったぜ日産
吉本興業より危機や
などと、過去のCMのフレーズや吉本問題に絡めた軽口も見られたが、人員削減に対しては敏感な反応も多く、
ゴーン追い出して業績悪化したら一万人切るて、経営者おらんの?司法取引で自分の罪を間逃れた連中が未だに経営に居座っているのは誰もツッコめないのか?
脱税はするけど有能な経営者と正義を振りかざすけど無能な経営者とでは従業員としてどのトップが幸せ何だろう?
リストラでコスト削減するのって良心の呵責を抜きにすれば一番手っ取り早く効果出せる方法だけど同時に経営陣の無策も露呈される。
ルノーの下請けへの道、まっしぐらだな。
といったように、ゴーン事件を意識し、現経営陣への厳しい意見が目立った。
なお、1万2500人の人員削減のうち、アメリカやインド、欧州など海外拠点が中心。ただし福岡、栃木の工場で現在働いている期間工の契約は来年3月末までで打ち切るという(出典:時事通信)。