30日発売の週刊文春(8月6日号)が、橋本岳・厚労副大臣と、自見英子(はなこ)・厚労政務官が不倫関係にあったとするグラビア特集記事を掲載することが明らかになった。永田町では、文春オンラインの予告記事が出る前の段階で、恒例の発売前日のゲラを入手した野党議員らが表紙をツイート。ネット上は、コロナ問題を所管する厚労省の現職高官による「コロナ不倫」騒動に波紋が広がっている。
明日発売の「週刊文春」です。グラビアにも驚く写真が掲載されています。 pic.twitter.com/tBh8xKDgom
— 有田芳生 (@aritayoshifu) July 29, 2020
橋本氏は妻と4人の子どもがおり、自見氏は独身。文春オンラインの予告記事では、「不倫関係に陥り、連日夕刻に退庁後、デートを重ねている」として、食事や買い物、夜の公園で寄り添うなど“濃厚接触”する様子を決定的な証拠に挙げている。
橋本氏は故・橋本龍太郎元首相の次男で、自見氏は、郵政相や金融担当相を歴任した自見庄三郎氏の長女。ただでさえ「サラブレッド」の話題性があるだけではない。橋本氏と自見氏は、ダイヤモンド・プリンセス号の問題が起きたときには現地対応の指揮を取っており、文春も指摘するように、コロナ対策に不眠不休で長期戦を戦っている現場の職員の士気に与える影響は危惧される。
安倍政権では、今年3月にも総務副大臣の長谷川岳参議院議員の不倫騒動があったばかり(参照:FRIDAYデジタル)。内閣支持率の低落傾向に加え、自民党が衆議院の情勢調査を独自にかけたところ、議席減の分析が出たとの報道も相次いでおり、永田町では政権のテコ入れ策として、9月にも内閣改造を予測する声が強い。
今回の報道について、当事者2人の説明が待たれるものの、解散総選挙も取り沙汰される中でのコロナ担当高官のスキャンダルとあっては、2人の事実上の更迭を含んだ内閣改造断行を早めることになるか、安倍首相の判断が注目される。
ちなみに、週刊SPA!編集部は「コロナ不倫」をテーマにした記事で、夫婦問題を取り扱う探偵の見方として「不倫をしやすい男女の特徴3つ」を紹介。これによると、不倫をする人は、男女を問わず次のような傾向があるという。
①自分はバレないというポジティブ思考
②周りの事情を考えない独善的思考
③細部への気配りができるマメな性格
不倫騒動を起こした2人はどうだったのだろうか…。