政府は、新型コロナウイルスの「オミクロン株」の感染が拡大している東京と神奈川、愛知など13都県に「まん延防止等重点措置」の適用を決定する方針を固めました。19日の対策本部で正式決定します。
東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬、新潟、岐阜、愛知、三重、香川、長崎、熊本、宮崎の計13都県です。
東京都の小池知事は、病床使用率が「20%」を超えたところで、国に対しまん延防止等重点
措置の要請を検討するとの考えを示していました。
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そもそも封じ込めは不可能だという指摘も。
オミクロン株へのこれらの対応は、知事のたんなるリスクヘッジだとの意見も。
今朝の番組での発言。
あえていうと、「注目をつけた」じゃなくて、「注文をつけた」かな。
三浦瑠麗氏 国のオミクロン対応に苦言「鼻水だけの人を入院させたら医療逼迫しますよ」(東スポWeb) – Yahoo!ニュース https://t.co/YDSMFvGUjW— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) January 18, 2022
「まん延防止措置」に対して、一時期に比べて批判も大きくなってきています。
ワクチンパッケージを一時停止。行動制限緩和に向けた「ワクチン・検査パッケージ」をいったん停止する方向で最終調整。
まん延防止措置も「どんだけ効果あるの?もういい加減にしろよ」って声も多いんじゃない?
一体、何がしたいんですかね…。 pic.twitter.com/G8Odw9Lrow— Mi2 (@mi2_yes) January 18, 2022
経済界からは「日本は遅れている」と疑問の声が上がっています。
芸能界をはじめ、興行を行う事業者はもう疲れ切っています。
ブラマヨ小杉「もう疲れました。俺は言うの疲れました、もう…」|ブラマヨ・小杉竜一、まん延防止等重点措置適用に疑問「弱毒化のオミクロン株なのに改めてなんでやるのかな?」https://t.co/R88uFuqLzW
— 付箋 (@KDystopia) January 18, 2022
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一方、野党からは「生ぬるい」という批判が聞こえてきます。
まん延防止等重点措置は13都県で拡大へ。
「スピード感をもって対応してきた」という岸田首相の下で、全国の感染者数は過去最多の3万人を超え拡大が続く。
オミクロン株の感染力の強さを踏まえた対応が急務だが、ワクチンはもとより、検査も医療体制の強化も追いついていない。https://t.co/JEzqOs17Cn— 山添 拓 (@pioneertaku84) January 18, 2022
与党にフリーハンドを与えてしまった責任を、野党はどう考えているのでしょうか。
1都12県に21日からまん延防止措置適用との報道。しかし、措置の内容は全く決まっていない。毎回、同じことの繰り返し。突然の方針決定で、飲食店等では仕入れや人の手配で大混乱。一定の時間的余裕がなければ、準備できる訳がない。政府はなぜここまで学習能力が無いのか。まずは現場を理解すべき。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) January 18, 2022
また、知事によっては、「まん延防止措置」に対して、県民と事業者への大きな負担から、慎重に判断すべきだという意見も出てきています。
潮目が変わってきたかもしれません。
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それにしても、経済的な打撃は計り知れません。
さっぽろ雪まつり 2年連続で会場展示中止https://t.co/luP7Nsp3yn
オミクロン株の感染拡大を踏まえて実行委が判断。代わりに、雪像を非公開の別の場所で制作し、動画をネット配信します。
— 毎日新聞 (@mainichi) January 18, 2022
昨年末に根本的な対応をすべきでした。
オミクロンが来ることはわかっていたので、第6波が来る前、昨年末に落としておくべきだったと思います。 https://t.co/ynivnlLXuq
— Takayuki Miyazawa (@takavet1) January 18, 2022
新しい資本主義はどこへ向かうのでしょうか。