幸せになれない人に共通する3つの「行動パターン」

幸せになれない人を見ていると、共通する「行動パターン」があることに気がつきます。

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まず、「他責」です。都合の悪いことが起こると、それを他人のせいにして、自分は悪くないと主張する。

しかし、その批判の矛先を向けている人とコンタクトする選択をしたのは自分です。騙されたり、裏切られたりするのは、する方に非があるのは明らかですが、その人を選択したのが自分であることを忘れてはいけません。

そもそも、人のせいにしたところえ、問題は何も解決しません。過去と他人は変えることができず、変えられるのは自分と未来だけだからです。

次に「言い訳」です。自分の現状に、あれこれ理由をつけて正当化しようとする行動です。

あるいは、行動する前に、自分がやらない理由を考えてしまう人もいます。でも、頭でやらない理由を考えている間にやってみた方が、最終的には良い結果になることが多いのです。言い訳しているうちにチャンスは逃げていきます。

「頭の良い人」ほど、やる前にあれこれ考えてしまい、やらない理由を見つけ出すのが得意です。頭の良い人とは、残念な人のことでもあるのです。

そして、3つ目は「ネガティブ」です。

物事を悲観的に見て、ネガティブな思考をしている人は一緒にいても楽しくありません。「事実は1つ、解釈は無限」ですから、同じことでもネガティブに捉えるかポジティブに捉えるかはその人次第。

どちらに人間的な魅力があるかは明らかです。

「他責」「言い訳」「ネガティブ」という行動パターンでは、誰も付き合いたいと思いませんから、人は寄ってきません。孤独になってしまい、ご縁が広がることもなく、幸せになることができないのです。

逆に言えば、このような行動パターンを改めるだけで、人生が好転する可能性が高いとも言えるのです。

人生の幸福と不幸の違いは、このようなちょっとした行動パターンの違いによる気がします。であれば、幸福になれる可能性の高い行動パターンを心がけるべきです。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年4月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。