カリフォルニアのワイナリーに行く時の準備(備忘録)

9日間のカリフォルニアへの旅行でしたが、お天気にも恵まれ、素晴らしい経験ができました。今回の旅行での気付きを次に活かすために、忘れないうちに備忘録的に残しておこうと思います。

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まず、気候への対応です。寒暖の差が激しいと事前に言われたナパの気候ですが、北部のソノマ地区以外は寒さを感じることはありませんでした。日中の服装は、Tシャツに短パン、サンダルで問題なし。ただし、ミシュラン星付きレストランのような高級店に行く場合はジャケットと革靴くらいは持っていった方が良いでしょう。

むしろ気温よりも注意しなければならないのは湿度です。カリフォルニアは日本に比べて圧倒的に乾燥しています。屋外だけではなく、ホテルの室内も異常に乾燥しており、朝起きると喉がカラカラになって、顔が粉を吹いたようになってしまいました。ワセリンやローションのような肌の保湿対策が必須です。

また、日差しが強いのも日本との大きな違いです。毎日雲のない晴天が続いていましたので、サングラスと帽子も持って行った方が良いと思いました。日焼け止めも日本から持参して良かったです(それでもかなり焼けました)。

次に、ワイナリーに行って、ワインを試飲したり購入することを想定した準備です。

有名なワイナリーは、ほとんどが事前の予約が無いと入れてくれません。紹介制のところもありますが、予約さえすれば入ることができるワイナリーも多いのです。

現地に行く前に、日本からメールでワイナリー訪問の希望を伝え、余裕を持ったスケジュールを入れておきましょう。一日に訪問できる数は、2つから3つくらいが適当かと思います。

また、購入したワインを自分で持って帰ることを想定して、スーツケースは大きめなものを持参していくべきです。一緒に行ったメンバーの中には、日本から空のスーツケースを持ってきたワイン好きもいました。

ちなみに、私が利用した日本航空の場合、一定の条件を満たせば手荷物を4つまで預けることができました(写真はJALのサイトから)。

現地のワインショップに行くと、段ボールを購入することができますから、それを空港まで持参すれば50~60本くらいのワインは簡単に持ち帰ることができます。日本到着時に申告して関税を払えば、問題はありません。今回はマグナムボトルも入れて2ダース相当でしたが、関税は3000円くらいでした。

そして空港から自宅には、宅配便でも送れます。

アメリカンエキスプレスカードには手荷物無料配送サービスがあるのですが、対象はスーツケースとゴルフバッグだけでした。段ボールの配送は実費になり、クール便で1ケース3600円でした。慣れた人は、スーツケースに詰めて無料サービスを利用しているのだと思います。

アメリカのワイナリー巡りは、ワイン好きな人にはおススメです。大人数すぎると見学を断られる可能性がありますので、4人くらいのグループが理想です。また近いうちに行ってみたいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年6月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。