人気YouTubeチャンネル・「日経テレ東大学」が打ち切りが公表されました。視聴者からは驚きをもって迎えられています。
登録者数100万人のYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」が終了へ#文春オンラインhttps://t.co/nwdh3dGIod
— 文春オンライン (@bunshun_online) February 10, 2023
「日経テレ東大学」のチャンネル登録は100万人登録突破したばかりでした。
日経テレ東大学、チャンネル登録が100万人登録突破!
1年10ヵ月。文字通り命削って、寝食も忘れて走った日々でした!そしてなぜか寝食忘れたのに、15kg太りました。 pic.twitter.com/Ndrh63Vooz
— 高橋弘樹 (@takahashi_ntu) February 6, 2023
番組プロデューサーの高橋弘樹氏が退社することも明らかに。
日経テレ東大学のYouTubeチャンネルを100万人登録まで持っていったプロデューサーの高橋さんが「テレビ東京を辞めたい」と言うのは一度も聞いた事がないおいらです。https://t.co/WGkTbUDau5
— ひろゆき (@hirox246) February 10, 2023
また、同時期に成田悠輔氏も“引退”を表明していました。
日経テレ東大学とアベマプライムのYouTube登録者がそれぞれ100万人を超えたそうです。いい機会なので、私は両方の番組から引退します。1年ちょいありがとうございました。また22世紀にお会いしましょう
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) February 9, 2023
■
終了を惜しむ声が多く聞かれます。
日経テレ東大学、一度くらい出てみたかったな。。。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) February 10, 2023
これには社内の対立があったのでしょうか。
だったら最初からやるなよ、って話で。動画時代を理解できない硬直的なトップダウンの軍隊組織VSボトムアップのテレビマン/「実は『日経テレ東大学』は3月で終了するのです。社内で急に発表されました。こんなに上手くいっているYouTubeチャンネルを潰すなんて、理不尽です」https://t.co/NI7lfWIgrS
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) February 10, 2023
ただし、出演者に問題があったのではないかという指摘も多く見られます。
テレ東報道出身者として言うと、日経テレ東大学は「日経」の名を冠して、よく日経が認めているなと実は以前から思っていた。具体的には「ひろゆき氏のレギュラー出演」。バラエティならアリだが、多額の損害賠償未払を抱える人物は新聞的なお堅い報道としてはナシなので。https://t.co/h0rwi1Coc8
— 下矢@TV取材獲得屋 (@KazShimoya) February 11, 2023
日経とテレ東が失ったものはこれから明らかになるのでしょうか。
「信頼」が既存メディアの最大の価値なのだから、そもそもやるべきではなかった案件。PV狙いや面白さは否定しないが、それで失うものもある。
>ひろゆき、成田悠輔で話題 登録者数100万人のYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」が終了へ #文春オンライン https://t.co/d8qb9KV8qj— 藤代裕之『フェイクニュースの生態系』出版 (@fujisiro) February 11, 2023
視聴者をミスリードする危険性も高かったように思えます。
曰くつきの2人が得意の揚げ足取りでゲストをボコボコにするスタイルのエンターテインメントとして受けたのかもしれないが、若い視聴者をミスリードする危険性も高かったように思う。情報を受け取る側が日々リテラシーを鍛え続けないと危険な時代。#Yahooニュースhttps://t.co/UUBHty0IPQ
— 辻野 晃一郎 (@ktsujino) February 11, 2023
日経的にはアクセスが稼げれば何でもいいという“振り切り”はできなかったのかもしれません。
このツイートの直後に、日経テレ東大学の打ち切りが決まった。自業自得だ。犯罪者とキワモノでアクセスを稼ぐサイトには、誰も同情しない。 https://t.co/abiMAHUCuN
— 池田信夫 (@ikedanob) February 11, 2023
■
また、メインの出演者のひとりであるひろゆき氏は、金融庁の動画にも起用されていましたが、金融庁はしれっと動画を取り下げていました。
金融庁ほんまにバカの極みやな。お前らがやってる検査だの監査だの反社チェックだのどう落とし前つけんねん。お前んとこの検査官が来る時は座る方向までシミレーションすんのやぞ。なんや、ひろゆきと動画作っちゃいました★とか。舐めとんのか?お前ら全国の金融関係激怒やぞ
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) August 26, 2022
ひろゆき氏が賠償金を払わずに逃げ続けているうえに、司法に対する挑発的な発言に刺激を受けたか受けないかで、法改正まで行われてしまいました。
日経テレ東大学の閉鎖は非常に惜しまれますが、リテラシーがますます必要な社会になってきている中で、印象深い出来事となりました。