ライドシェアと80歳の個人タクシー運転手 どっちが危ない?

観光地の人出が増え、地方ではタクシーの人手不足が問題になっています。そこでライドシェアを解禁しろという声が強まっていますが、国交省はタクシー運転手を増やすために、個人タクシーの年齢上限を80歳まで上げる方針です。

「ライドシェアは危険だから禁止して、タクシーを増やす」というのが国交省の言い分ですが、タクシーは自家用車より危険です。

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安全性はライドシェアを導入した国でも問題になり、対策が講じられています。Uberなどは運転手を乗客が評価するシステムがあり、事故を起こした運転手は契約を切られます。政府の規制も強化されています。

今は二種免許や地理試験などの参入障壁で、運転手を減らしています。カーナビの普及したタクシーに、地理試験なんかいらない。

それでも危険だと思う人は、ライドシェアに乗らなければいいのです。

政党の中では、日本維新の会が積極的にライドシェアに取り組んでいます。

日本はこれから人口が減少し、地方の交通インフラは採算が取れなくなります。今後はインフラを都市に集中し、鉄道やバスは整理して、ライドシェアに切り替えるほうが効率的です。それをしないでみんなの既得権を守っていると、地方は末端から壊死していくでしょう。