友人のお嬢サクラは、腕利きヴィオロニスト。世界で活躍しているのでパリでの演奏会になかなか遭遇せず、ずっと聴きたかった。
今夜ようやく実現、家族友人一同、アートイベントを多く開催しているバー「グリフォン」に集合、まずは乾杯。
ピアノと共に、シューヴェルトからはじまり（パリのカフェバーが、一気にウィーンの邸宅サロンみたいになる）、グノーやマスネにクライスラー、そしてヴィヴァルディ。低音も高音もしっとり丁寧、そして深みと表情ある響きで、胸を打つヴァイオリン。すごいなぁ・・。
サクラも、彼女を育てた友人も、ブラヴォー♪
音色の余韻に包まれて、歩いて帰ろう。月がきれい。ノートル＝ダムも完成にどんどん近づいてる。
編集部より：この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年1月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。
