パリオリンピックのボクシング女子66キロ級決勝で、アルジェリアのイマネ・ヘリフ選手が中国の選手を破り金メダルを獲得しました。ヘリフ選手は、過去に世界選手権で女子としての出場資格が認められず、批判を受けていました。
性別騒動のイマネ・ヘリフが金メダル 中国選手相手に5―0 ボクシング女子66キロ級
https://t.co/HKcQG4coUxヘリフは国際ボクシング協会主催の昨年の世界選手権では性別適格検査で不合格となったが、国際オリンピック委員会(IOC)は「パスポート上は女性なので問題はない」としている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 9, 2024
ヘリフ選手は2回戦でイタリアのアンジェラ・カリニ選手と対戦したが、ヘリフ選手のパンチを受けたカリニ選手が開始46秒で棄権したことで、ヘリフ選手への非難の声が高まっていました。
もう頭にきた! 凄く頭にきた!! パリ五輪「女子」ボクシング66Kg級に、生物学的 “男”(トランス女)が出場し、イタリアの女性選手が試合開始後わずか1分で試合棄権。 アンフェアすぎる。 この事実を見てトランスジェンダーのわがままを理解しろというのか。 こんな横暴を絶対に許してはならない。 pic.twitter.com/Y1Ked0WH5a
— 松丸まこと 元足立区議会議員 (@seiryukai) August 1, 2024
参照:パリ五輪ボクシング女子で話題の「トランス女性」選手は「性分化疾患」だった? アゴラ
しかし二回戦で戦ったそのカリニ選手はその後「わざとではない。彼女に謝罪したい。試合が私にとってめちゃくちゃなものになってしまったので腹が立っていただけだ」と答えているそうです。
イマネ・ヘリフ選手「人々を分断させるアスリートへのいじめをやめて」https://t.co/m9n3YQJ91s
「ヘリフ選手は私と同じように戦うためにあの場所にいただけ(対戦相手のカリニ選手)」— LChannel (@lchannel_) August 6, 2024
アルジェリアでは祝福の声があふれています。
ヘリフ選手は性自認がトランスジェンダーというわけではなく「性分化疾患」ということです。
《トランス女性が五輪女子ボクシングに出場し、女性の機会を奪った》という主張があまりにも拡散されていますが、誤りです。
勝利したアルジェリアのイマネ・ヘリフ選手は、トランスジェンダーではありません。生まれながらの性が男性という根拠はありません。東京五輪にも出場しています。 pic.twitter.com/SGbnpUQTMo
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) August 2, 2024
ヘリフ選手はXY染色体をもっていますが、それ以外は女性だと思われます。
あのイマネ・ケリフ選手がパリ五輪で中国人女子ボクサーを破り金メダルを獲得。2023年にIBA性別検査に2回失敗し、男性のXY染色体を持っていることが判明していたがIOCは不問とした。パリ五輪は新たな性の定義を加えた事になる。やはり、革命がお好きなようで。 pic.twitter.com/NtZ12eA92G
— 髙安カミユ(ミジンコまさ) (@martytaka777) August 9, 2024
ボクシング女子で話題の選手が何故か「トランスジェンダー」呼ばわりされてるが、彼女らは性分化疾患の「女性」だからそこ混ぜてはいけない。XY染色体を持ちアンドロゲン濃度も高いが、アンドロゲン受容体がないために男になれず女として生まれ、多分性自認も女。トランスと性分化疾患は別ですよ! https://t.co/sLcjdrXyGU
— PICTOMANCER (@pictomancer) July 31, 2024
XY染色体をもっているということで、この結果への疑問はぬぐえないようです。
恥を知れ。女性のスポーツなんて冗談だ。
もう一度言います。男子が女子オリンピック金メダルを獲得したのです。これがいわゆる「進歩」です。これは@iocmediaによる公平性、安全性、そして女性に対する究極の裏切りです。女性スポーツを救おう。
XY染色体を持つとして世界選手権の性別検査で不合格となったイマネ・ケリフ選手が、パリ五輪ボクシング女子で金メダル獲得。「多様性」のある「誰一人取り残されない社会」では、女性の安全が失われ、女性の活躍の場が奪われる。 https://t.co/MxOwxV42q8
— 飯山陽 最新刊『「いい人」の本性』大増刷決定!みなさんありがとうございます! (@IiyamaAkari) August 9, 2024
IOCの決定を非難する声も多く聞かれます。
女子ボクシング66キロ級でXY染色体を持つイマネ・ケリフ(アルジェリア)が遂に金メダル。世界選手権では性別検査で不合格となったがパリ五輪には出場。さすが“多様性”の五輪。女性の安全が失われ、女性アスリートの努力を嘲笑う歴史的五輪に。後世に禍根を残したトーマス・バッハIOC会長の名を忘れまい https://t.co/jksAYalFBv
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 9, 2024
IOCと国際ボクシング協会(IBA)による線引きの違いが問題になっています。
>IOCは「ヘリフはパスポートに女性と記され、女性として競技してきた
いや、これが問題あるのだがw https://t.co/2nI74m1nvx— 大師100 (@Daishi_hundred) August 9, 2024
ヘリフ選手は性別とは何かという問題を改めて投げかけました。性別に関するルールの整備が必要だと思われます。