朝日新聞『しんかい6500』の「誤報」は記者のねつ造か読解力の低下か?

朝日新聞が「しんかい6500老朽化『延命治療しても…』無人機開発優先へ 」という記事で、取材をしていない専門家のコメントを掲載し、該当する会議の議事録に書いていないことを記事にしてしまい、朝日新聞記者の読解力に大きな疑問符が投げかけられています。

参照:しんかい6500老朽化「延命治療しても…」 無人機開発優先へ 朝日新聞

朝日新聞は記事のタイトルと内容を修正し、Xでお詫びを出すだけで済ませてしまったようです。

「しんかい6500」 JAMSTEC HPより

朝日新聞の記者は、谷研究主幹のコメントではなく、有識者会議からの借用したようです。

さらに酷いことに、この会議の議事録をろくに読解できなかったようです。

いつもの「角度」をつけようとしただけなのでしょうか。

「角度」とは朝日新聞の独特な表現で、事実そのままの報道では気が済まないので意図的に左寄りの脚色をすることを指します。

当委員会のヒアリングを含め、何人もの朝日社員から「角度をつける」という言葉を聞いた。「事実を伝えるだけでは報道にならない、朝日新聞としての方向性をつけて、初めて見出しがつく」と。事実だけでは記事にならないという認識に驚いた。だから、出来事には朝日新聞の方向性に沿うように「角度」がつけられて報道される。慰安婦問題だけではない。原発、防衛・日米安保、集団的自衛権、秘密保護、増税、等々。

参照:朝日新聞の「角度をつける」報道 池田 信夫

慰安婦、サンゴ等々、朝日新聞の「角度」の付け方のパターンには共通点があるようです。

朝日新聞公式の文言をそのまま貼り付けた玉木記者のお詫びにも疑問の声が・・・。

朝日新聞に日頃から「角度」をつけて「批判」されている多くの企業はどう思っているのでしょうか。

男性の体臭に苦言を呈しただけで契約解除されてしまう人もいます。

朝日新聞の記者に読解力がないか意図的に曲解した(「角度」をつけた)のか、いずれにせよ、またも日本有数のクオリティ・ペーパーの品質管理に大きな疑問符が投げかけられました。