「今」を生き抜く個の力とは何か?

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堀江貴文氏のYouTubeチャンネルの中で、現在行われている財務省解体デモについて触れていて、言葉は野卑だが核心を突いていると感じる。

今回、ちょっとざっくばらんに、堀江氏の動画を見た私の感想を書いてみた。

堀江貴文氏がYouTubeで「財務省解体デモ」に触れてた。言葉は荒っぽいけど、なんかズシっとくるものがあった。

デモに参加する人たちの気持ち、わかるよ。物価は上がるのに給料は上がらない。毎日頑張ってるのに、生活が楽にならない。「財務省が緊縮財政を押し付けるからだ!」って叫びたくなるよね。僕だって、スーパーで値札見て「また上がったのか…」ってため息ついたこと、何度もある。で、そういう不満がデモになってるんだろう。

でも、本当にそれだけかな?って、どこかで引っかかるんだ。

堀江氏は言う。「生活が良くならないのは、突き詰めると自分の責任じゃないの?」って。最初は「え、冷たいな」って思ったよ。だって、最低限の暮らしは国が守ってくれるべきだよね。憲法にも書いてあるし。でも、彼の言い分を聞いてると、確かに日本は自由主義経済国家だ。最低限は保障されるけど、それ以上を求めるなら、自分で動かなきゃいけない。

例えばさ、給料が安いなら転職すればいい。今の仕事が好きでもっと頑張りたいけど稼げないなら、自分で稼げる立場を作ればいい。堀江氏は起業家として新しい道を切り開いてるけど、政治に頼って補助金目当てのビジネスをしてるわけじゃない。彼の本読めば分かるよ。アイデアと努力で勝負してる。

じゃあ、財務省を解体すればすべて解決するのか?って考えると、ちょっと違う気がする。確かに、官僚の中には利権を作ったり天下りしてる人もいるかもしれない。でも、彼らだって法律や政府の方針に従って動いてるだけなんだよね。僕らがデモで叫んでも、財務省がなくなっても、生活が急に良くなるわけじゃない。

ここ数回の文章でずっと考えてきたけど、大事なのは政府や省庁を批判することじゃない。今の日本で生きてる以上、自分の生活を良くするのは自分の努力しかないって気づくことだと思う。

「他責思考」って言葉があるよね。誰かのせいにしても、自分の暮らしは1ミリも変わらない。社会主義でも共産主義でもない日本じゃ、これは当たり前のルールだ。

僕も最初は「国がなんとかしてくれれば」って思ってた。でも、考えてみれば、自分の暮らしを変えられるのは自分だけなんだよね。そこに気づいたとき、なんかスッとしたんだ。

さて、皆さんは、私の意見を読んでどう感じるだろう?