宮城県知事選挙での異変、政治家はどこまで変節が許容されるのか問題

今週末は様々な選挙が行われていました。

学生時代に私の事務所でも活動していた「和合大樹」は残念ながら次点で惜敗。

しかしながら野党第一党の立憲民主党を上回り、公明党の票が乗った自民党に肉薄する立派な戦いでした。ご支援いただいた皆さまに感謝を申し上げます。

一方で地方レベルでは、まだまだ自民党+公明党の連携がなくならないことも改めて確認され、今後の選挙戦略の立案する際に考慮が必要になりそうです。

そしてあわやの番狂わせかと思われたのが、宮城県知事選挙。

現職が盤石かと思いきや、参政党の支援を受けた和田政宗候補が出口調査ではトップに躍り出て、あわやという展開になりました。

和田政宗さん本人というより、その支援者たちが現職に対して過激な批判を繰り返し、その一部はかなりのミスリードや陰謀論が含まれており、今後の政局に暗雲が立ち込めます。

これ、石破総理のままで参政党の勢いが陰っていなかったら、結果は逆だったかもしれないわけで。。

この自民党新宿区議会議員の渡辺みちたかさんが、和田政宗さんのある種の「変節」について警鐘を鳴らすポストは興味深く、私も深く頷くところが多々ありました。

選挙に勝つために、過度な批判や陰謀論に走る政治家が今後も増え続けてしまうのか。揺り戻しはあるのか。

落選中は、喉から手が出るほど選挙での勝利が欲しくなります。SNSの時代には誘惑も増える。

自らをどう律していくのか、他山の石としていきたいと思う所存です。

参政党・神谷宗幣代表Xより


編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年10月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。