作家でタレントの室井佑月氏が、緊急入院と手術を経た療養中に、夫で立憲民主党衆院議員の米山隆一議員のSNS上での言動に強い不満を示し、Xで繰り返し批判した。一連の投稿は大きな反響を呼び、夫婦関係の問題と政治家のSNS対応の是非が注目を集めている。
この人すごいよね。手術はうまくいっても、妻は抗生剤が種類変えてもなぜか効きにくく、熱も出たりで、なのに夫は毎日、外との喧嘩にあけくれてる。もう離婚して下さい。 https://t.co/avjAjqeXJy
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) December 11, 2025
いいえ、あなたはわかっていません。社会正義からデマなどを正していくことは意味がありますが、あなたを叩く市井の人に激怒し、粘着バトルしても、おもしろがる人がさらに増えるだけ。それより「昔のことまで持ち出して、そういうのやめなよ」と言ってくれる人を増やしていくべきです。私はあなたの妻… https://t.co/0Kt7VljfiN
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) December 14, 2025
一緒にそうやって頑張っていくのだと思ってました。どうやら違った。
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) December 14, 2025
- 室井氏は6日、血尿と背中・腹部の激痛で受診し、当初は尿管結石と診断されたが、8日に転院先で左水腎症、左腎盂腎炎、左膿腎症と判明し、敗血症の恐れがあるとして緊急手術と入院となった。
- 術後も抗生剤が効きにくく高熱が続く中、米山議員はXで「手術はうまくいき、麻酔からも覚めています」と淡々と報告した。
- 室井氏は11日、療養中にもかかわらず米山がSNS上で他ユーザーとの論争を続けているとして、「もう離婚して下さい」と強い言葉で不満を表明した。
- 14日には体調が回復傾向にあることを報告しつつ、米山議員の「自分が分かっているかどうかは自分で判断できる」とする投稿を引用し、「いいえ、あなたはわかっていません」と真っ向から否定した。
- 室井氏は、社会正義の観点からデマを正すこと自体は意味があると認めた上で、市井の人々と感情的な「粘着バトル」を続けても逆効果だと指摘した。
- また、米山議員の妻であることで「気持ち悪い」「パパ活」などの中傷を受けてきた経験を明かし、直接言われた際には頭を下げて理解を求めてきたと吐露した。
- 本来は夫婦でそうした姿勢を共有し、支え合っていくつもりだったが、「どうやら違った」と失望をにじませた。
- これらの投稿に対し、SNS上では室井氏に共感や支持を示す声が相次ぎ、政治家の配偶者としての立場や、療養中の家族への向き合い方を問う意見も多く見られた。
今回の騒動は、室井氏が重い病気と闘う最中に感じた夫婦間の認識のズレを背景に、米山議員のSNS対応が公の議論を呼んだものである。私的な問題と政治家としての振る舞いが交錯する中で、SNS時代における発信のあり方と、家族への配慮の重要性が改めて浮き彫りになった。






