28日、トランプ大統領はアメリカ軍がイランに対して大規模な軍事作戦を開始したことを演説で発表した。大統領は「我々の目的はアメリカ国民を守ることであり、イラン政権からの差し迫った脅威を排除することだ」と述べ、イランを「極めて危険で残虐な集団」と非難した。
演説では、イランの過去の敵対行為が列挙された。1979年の米大使館人質事件、1983年のベイルート海兵隊宿舎爆破事件、2000年のUSSコール攻撃、そして近年の中東でのアメリカ軍への攻撃やハマスによるイスラエルへのテロなどが取り上げられ、「これまでの無数の攻撃に対して、我々はこれ以上黙ってはいない」と強調した。
トランプ大統領はさらに、イランの核開発や長距離ミサイルの脅威に焦点を当て、「彼らは決して核兵器を持たせない」と明言。昨年の「真夜中の鉄槌作戦(英:Operation Midnight Hammer)」による核施設への攻撃を例に挙げ、イランが核兵器開発を再開しようとした場合には、アメリカ軍が決定的な措置をとると警告した。また、米軍の行動は地域の安定とアメリカの同盟国を守るためでもあるとし、「彼らのミサイル産業を壊滅させ、海軍を殲滅し、テロリストの能力を排除する」と述べた。
さらにトランプ大統領は、イラン国民に向けた呼びかけも行った。「作戦が終了したら、あなた方の政府を掌握するのはあなた方自身だ。これはおそらく何世代にも一度のチャンスだ」と述べ、長年アメリカの支援を求めていた国民に「今こそ行動の時」と直接訴えた。「アメリカは圧倒的な力であなた方を支えている。この機会を逃さず、自らの運命を切り拓き、繁栄と栄光ある未来を実現せよ」と演説した。
この呼びかけは、軍事行動だけでなく、イラン国民が自らの自由と政府の未来を選ぶ責任を担うことを促すものとして注目されている。演説全体を通して、トランプ大統領は「イランの核兵器保有は絶対に許さない」という強い姿勢と、同時にイラン国民への直接的な支援のメッセージを強調した。

対イラン軍事作戦を宣言するトランプ大統領 ホワイトハウスXより







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