亀井聖矢リサイタルの夜に:心を整える名古屋のひつまぶし

出口里佐です。

先日、名古屋・愛知県芸術劇場で18:45から行われた、亀井聖矢さんのピアノリサイタルへ。新横浜から新幹線で向かう小さな旅です。

上ひつまぶしセットのひつまぶし。
贅沢に2段の盛り付け。ご飯は少な目にしてもらいました。

感動の音楽に備えて、まずは腹ごしらえ。名古屋駅直結の大名古屋ビルヂング3階にある備長ひつまぶしに伺いました。

エントランス

17時20分頃に到着すると、並ばずに入店でき、落ち着いた和風の空間にほっとします。窓が広く、周囲のビル群がよく見えます。京都とはまた違い、駅の近くに大きなビルが多いのも名古屋らしい印象でした。

和風の内装で、広い窓からは周囲のビルディング群。

注文したのは、上ひつまぶしセット(税込6150円)。温かいお茶はサービスで、スタッフの皆さんがとても丁寧に接してくださいます。

セットのサラダが最初に登場。ドレッシングの酸味がまろやか。

最初に運ばれてきたサラダは、彩りが美しく、ドレッシングも酸味が強すぎずまろやか。

うざくは、胡瓜もみと針生姜と共に、さっぱりと。

続くうざくは、ほどよい酸味の胡瓜もみと針生姜が、食欲をやさしく引き出してくれます。

上ひつまぶしのお膳。肝吸い、わさび、ねぎ、右上の黒い箱は刻み海苔、中央奥の青い瓶は、お茶漬け用出汁、香の物は、白菜と奈良漬。

ほどなくして、お盆にのせられたひつまぶし、出汁、漬物、わさび、肝吸いが揃いました。

ひつまぶしは、こちらのお店によると三通りの楽しみ方があります。おひつの中を四等分にします。まずはそのままご飯茶碗によそい、うなぎの香ばしさをダイレクトに味わいます。次に、わさびとねぎを添えて、少し大人の風味に。三杯目は海苔と薬味に出汁をかけ、お茶漬けとしてさらりと。最後は、一番気に入った食べ方でもう一度。

わさびとネギで。

薬味と海苔と出汁で、お茶漬け。残った出汁は、お茶碗に入れて、飲み干しました。

食べ方は分かりますか、と声をかけてくださり、テーブルの説明書きを見て理解している旨を伝えると、さらに丁寧に説明してくださいました。こうしたさりげない心配りに、旅先でも安心した気持ちになります。

18時30分頃のタワー。この辺りで、方向がわからなくなり、道を尋ねました。

食後、大名古屋ビルヂングから地下へ向かう途中、道に迷いガードマンの方に尋ねると、エスカレーターのところまで一緒に案内してくださいました。さらに愛知県芸術劇場の近くでも道を尋ねると、分からないながらも一生懸命教えてくださり、名古屋で出会った方々の温かさが心に残りました。

思えば、新幹線に乗る前、新横浜の売店でコーヒーを一本買っただけなのに、「行ってらっしゃい」と声をかけてくださったことも印象に残っています。

海外を訪れることも多いのですが、日本のさりげない親切さや丁寧なサービスは、改めて素敵だと感じます。

そして迎えた夜のリサイタル。亀井聖矢さんの真摯なピアノに深く心を動かされました。

愛知芸術劇場コンサートホールで、18時45分開始直前にパチリ。

香ばしいうなぎの余韻と、あたたかな人の優しさ。そして音楽の感動。名古屋の夜は、心に残る豊かな時間になりました。また訪れたい街が、ひとつ増えた気がします。

終演後、20時50分頃、愛知芸術劇場を出たところから。ライトアップが美しいです。

備長ひつまぶし

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