「ナフサショック」の原因は巨額のガソリン補助金

イラン戦争の影響で、ナフサ(プラスチックなどの原料)が不足し、いろいろな業界に影響が出ています。

心配されているのは医療品ですが、プラスチック容器は身近な食品にも使われているので、いろいろな食品にも品不足が出ています。

これに対して政府は「国全体としては足りている」とか「不足は一時的だ」と説明していますがが、本当でしょうか。AIに聞いてみました。

1リットルあたりの単価からの計算

ガソリン価格の例(対象は燃料全体)

  • 現在の店頭価格:約175円前後

  • 本来の価格(補助金なし):約205円〜215円

  • 補助金の額:約30円〜40円

国全体の消費規模からの計算

  • 日本の年間消費量: 約1,500億リットル

  • 年間の総消費額: 各油種の平均単価を150円とした場合、約22兆円〜25兆円

  • 年間の補助金支出ペース: 年間約4兆円〜6兆円規模

  • 補助金の比率:約20%

ガソリンなどの補助金は石油製品の消費額の2割を占め、その価格や供給に大きな影響を与えています。

価格シグナルの喪失と「過剰消費」

価格の高騰は消費者の節約をうながしますが、政府が「節約するな」といって補助金で価格を170円台に抑えているため、本来なら進むはずの省エネ行動や公共交通機関へのシフトが起こらず、化石燃料の過剰消費が続いてます。

市場競争の阻害(供給のゆがみ)

この補助金は、消費者ではなく石油元売り会社に直接支給され、彼らが燃料の卸売価格を下げることで店頭価格を抑える仕組みです。 他方、ナフサなどの原料には補助金がおりないため後回しになり、不足が起こっています。

このように今のナフサ不足は、政府が最終石油製品だけに巨額の補助金を出したことから起こっている面が強い。このゆがみが続く限り、不足は解消できません。価格をゆがめている補助金の縮小・廃止が必要です。

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