年齢や環境を言い訳にする人生はもうやめよう

内藤 忍

私が自分の人生で心がけているのは「言い訳しない」ことです。後になって「お金がなかったから」「時間がなかったから」「上司が無能だったから」と他責にして自分のやってきたことを正当化することはやりたくないと思っています。

今週読んだ「「全国を旅する不動産」投資術: 全国激安物件探求!」という書籍を出版された投資家の神谷太郎左衛門さんは45歳までお役所系のIT企業で公共施設の用務員をされていたそうです。

年収500万円、自己資金1500万円から不動産投資を始め、今では家賃収入が2.5億円を超えている。

低年収・低属性のどこにでもいるようなイケてなかった「シンパパ」おじさんがなぜ短期間にここまで変貌することができたのでしょうか?

書籍を読ませてもらって、そこには3つのポイントがあるように感じました。

1つは人と違うことをやったことです。他の投資家が注目しない地方のボロ物件を自分なりの独自の価値観で再生し、実績を積み重ねて金融機関の信用を得ることに成功しています。

2つ目は、不動産に対する愛情を持って誠実に実績を重ねていったことです。

純粋なビジネスとして不動産に関わるのではなく、地域の人たちや入居者との人間関係も大切にすることで、他の投資家とは違う関係性を築くことに成功しています。

そして、3つ目が圧倒的な熱量です。

全国をエネルギッシュに歩き回り、キャッチフレーズは「いけます!やります!やりきります!行動が全て」。

これだけ熱量を不動産投資に集中してぶつければ、競合に負けることはなくおのずと結果がついてきます。

この本を読んで思い出したのはカーネルサンダースです。

ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネルサンダースは様々な仕事を転々とし、62歳の時にKFCのフランチャイズ事業を始めました。1009回も断られたにもかかわらず粘り強く交渉を続け、最終的に大成功しました。

このような人たちの生き様を見ていると、人生には言い訳は要らないと言うことがよくわかります。

「もう歳だから」「そんなにお金がないから」「知識がないから」といった言い訳をする暇があったらまず行動する。

神谷さんの不動産投資の手法は私の不動産投資に対するアプローチ方法とは真逆ですが、書籍を読ませてもらいその生き様に大きな刺激を受けました。

現状の自分の人生に閉塞感を感じて言い訳ばかり考えている人に一読を強くお勧めします。

<参考図書>
「「全国を旅する不動産」投資術: 全国激安物件探求!」 神谷太郎左衛門

recep-bg/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年6月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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