高市陣営AI中傷動画報道で文春が一部訂正し配信も停止

週刊文春が4月29日から報じてきた高市早苗首相陣営による総裁選・衆院選での対立候補中傷動画疑惑で、6月16日に同誌が一部記事の修正を発表した。公開動画に選挙終了後の写真が使われていた時系列の問題が指摘され、文春は関連動画の公開を一時停止し本文を修正した。

週刊文春、高市首相関連記事で一部修正 次号で経緯説明も「疑惑の根幹を揺るがすものではない」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
文藝春秋は16日、4月29日から「週刊文春」や同電子版で公開している一部記事において、時系列に関する部分のみ、一部を修正するなどしたと発表した。同誌次号で経緯を説明するという。ただ、今回の一部修正

週刊文春HPより

  • 文春は公式サイトで「一部の動画に時系列上の問題点が確認されたため、関連動画の公開を一時停止し、併せて本文も修正した」と説明した。
  • 具体例としては、小泉進次郎氏に対する中傷動画に、衆院選終了後(2026年2月25日頃、フィリピンで撮影された写真)が使用されていた。
  • 選挙期間中に作成・使用されたはずの動画に、選挙終了後の写真が含まれるのは論理的に矛盾する。
  • 次号の週刊文春で取材経緯を詳しく明らかにする方針を示した。
  • ただし「今回の訂正は一部動画の時系列に関する部分にとどまる。高市事務所が総裁選や衆院選で対立候補に対する誹謗中傷を行っていた事実関係は、複数のSNS上のメッセージなどによって裏付けられている。疑惑の根幹を揺るがすものではない」と強調した。
  • 共同通信も同様の時系列矛盾を指摘され、記事の一部を訂正したとされる。
高市陣営のAI中傷動画、共同通信と文春が相次ぎ訂正。矛盾した証拠をもとに国会で議論するのは正しいのか #エキスパートトピ(篠原修司) - エキスパート - Yahoo!ニュース
高市早苗首相の陣営が、2025年10月の総裁選と2026年2月の衆院選で対立候補を中傷するAI動画を作成したと週刊文春が4月29日に報じ、共同通信も続報を伝えました。高市首相は一貫して関与を否定して
  • 高市首相は一貫して陣営の関与を否定し、国会答弁で「私自身の関与は一切ない」「秘書の声かどうかは確認のしようがない」と主張していた。
  • SNS上では「文春の捏造報道」「疑惑は根拠薄弱」との声が広がり、高市支持層を中心に「野党の政局狙い」「文春の印象操作」との批判が相次いだ。
  • 各メディアは文春の訂正を速報しつつ、疑惑全体の信憑性や国会追及の行方を注視する報道を続けている。

この訂正は、SNS上で指摘された矛盾を受けての対応であり、共同通信も同様に動画キャプチャの削除・記事訂正を行った。文春は全体の取材に基づく報道の信憑性を守る姿勢だが、証拠の一部にミスがあったことで、報道の正確性や取材プロセスへの疑問を呼んでいる。次号での詳細説明が待たれる状況だ。

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