京大の歴史学者の先生の寄稿です。
京都大学では歴史を知らない、お気持ちを開陳するだけの人でも教授になれるようです。
単なる軍事嫌いが京都大学教授という肩書で事実をゆがめた発言をするのはどうかと思います。
学者というよりむしろカルト宗教の教祖みたいなもんです。
武器輸出解禁が転換点…歴史学者・藤原辰史さんは「戦争はもう始まっている」と日本の
〈言わねばならないこと〉 「力こそ正義」なのか
1933年にナチ党(国民社会主義ドイツ労働者党)が政権を取り、失業率600万人をゼロにするという景気回復のカンフル剤としたのが軍需産業だった。
ナチスは1935年、ベルサイユ条約で禁止されていた再軍備の断行を宣言し、その4年後に戦争に突入した。気をつけたいのは、戦争があったから再軍備したわけではなく、再軍備をしたから戦争が起こったということだ。
では戦後再軍備をした現在のドイツやイタリアは戦争に向かっているのでしょうか。これはドイツやイタリアに対する侮辱です。
現在の日本を顧みたとき、殺傷能力を持つ武器輸出解禁を強行したことは、大きなターニングポイントだった。日本製の兵器がこれから世界各地で子どもたちを殺し、その怒りは日本にも向かい、日本の軍需工場も攻撃されやすくなる。もう後戻りできない。今でさえ5割を切らない高市政権の支持率をみるたびに「皆さん、もう覚悟を決めたんですね」と確認したくなる。
これまた「お気持ち表明」でしかない。
この文面をよむ限り、国産武器を自衛隊が使う分には問題ないともとれます。ですがその国産兵器は市場でもまれた経験もないので低性能、低品質、そして値段は他国の数倍も高く防衛表浪費しています。むろん実戦で役に立つかわ怪しく、抑止の面でも問題です。それを是とするのか。
また外国の「死の商人」から輸入して彼らの利益になる兵器の輸入は是とするのか。
それとも自衛隊も日米安保をやめて全くの非武装中立を指向するのか?
まずはご自身のスタンスを明確にしないと単なるお気持ち表明になると思います。
心理的にも経済的にも兵器に頼り始めると、言葉の信頼は必ず失われていく。兵器は対話が失われた場所で用いられるからだ。
その「学説」でいえば、ウクライナやイランは言葉が足りなかった、侵略されたり攻撃されたのはお前らが悪いのだ、ということになりますがどうなのでしょうか?
沖縄で今年4月に米軍兵士による少女暴行が起きた際、小泉進次郎防衛相が「コメントを差し控える」と言ったが、これも「ニュースピーク」の一つと言っていい。沖縄の少女の一生残る傷に対し、何も言わないことで暴力をさらに重ね塗りしていることに、この大臣は無自覚である。
これ唐突な関係ない話です。武器輸出との関連性はない。こういう木に竹を接ぐ話をする人がまともな論文書けるのか大変心配になります
戦争に対抗できるのは結局、言葉でしかないが、その言葉がこの国では死んでいる。
ここ読むとこの人は非武装中立ということになります。
ウクライナが侵略されたの、イランが米国から攻撃されたのも全て彼らが軍隊を持っていたことになるからということになります。
戦争に対抗できるのは結局、言葉でしかない、それが事実というのであればご自身でウクライナの最前線に行って言葉でロシアを説得する、あるいはホワイトハウスに乗り込んでトランプを説得すれば戦争が終わるということになりますが、現実可能なのでしょうか?
できもしない空理空論を述べて人を騙し惑わすのを歴史学というのでしょうか?
「日本発の戦争を避ける」という思想は、必然的に軍需産業を解体し、軍産複合体を止めるところまでいかねばならなかった。しかし「戦争の被害者には二度となりたくない」という弱い反戦思想に陥り、深められていない。「戦争の記憶が薄れてきたから、こんな時代になった」という人もいるが、戦争の記憶は体験した人にしか語れないわけではない。
戦争を体験していない世代が体験者の声を真摯(しんし)に聞き取り、自分の言葉で経験を伝えなければならない。また、新聞やテレビの文法は犠牲者意識に偏りすぎて、加害の記憶から目をそらし続けている。武器輸出解禁への国民の薄い反応はメディアの責任も大きい。
日本で語られている戦争の経験というのは大抵マクロの戦争の被害者としての経験です。それを語るなとはいいませんが、なぜ日本が戦争を起こしたのか、それがなぜ起きたのか、どうすれば戦争を抑止するのかといった知識や考察はない。
単に平和を唱えれば平和になるという理想主義です。こういう人たちが戦地に千羽鶴を送りつけたりします。震災の現場に送りつけたりするわけです。それは単なるお気持ちの表明であり、その押しつけです。そして何一つ解決しません。
はっきり言えばマスターベーションにしか過ぎません。
10年前の安保法案反対運動時、戦争に対する憎悪や恐怖を表明する素朴な発言に対し、「お花畑な人たち」というコメントが殺到したことも思い出す。
確かに理念だけでは現状を変えることはできないが、国連憲章や日本国憲法に刻まれた、戦争を呪い殺すようなテンションの高さは「お花畑」から生まれたわけではない。いわば瓦礫(がれき)と遺体から生まれたのであって、「日本には神風が吹いて戦争に勝てる」とか「本土決戦でアメリカに勝つ」という方がよほど「お花畑」だった。
その国連憲章どれだけ紛争が防げたのでしょうか。第二次大戦後国連ができてからもオークの戦争や紛争が発生しています。こういう歴史的事実を無視して空理空論をもてあそぶのが歴史学者の仕事なのでしょうか。
そして国連は基本的に武力の行使を否定していません。国連軍を編成し、悪い奴みんなで寄ってたかって袋叩きにするというのが国連のコンセプトです。歴史学者という仕事は都合のいいところだけおつまみ食いして論文を書いたりしてもいいということなのでしょうか?
日本は武器を生産し輸出できる国になり、実質的に、常時戦争に参加する国になった。だから「戦争がまた始まるのではないか」ではなく、残念ながら「戦争はもう始まっている」。戦争に言葉も心も奪われないための理念を、語り続けなければならない。
藤原辰史(ふじはら・たつし) 京都大教授(歴史学)。農業史と環境史を中心に20世紀の食と農の歴史を研究。著書に「食権力の現代史―ナチス『飢餓計画』とその水脈」など
その理屈であればスイス、スウェーデン、カナダ、フィンランドなど武器輸出国も「実質的に、常時戦争に参加する国」ということになります。これらの国は紛争の調停をしたり、国連のPKOに部隊を出して犠牲を払って平和構築に協力しています。武器の輸出と平和に対する努力をするということは矛盾することではありません。
そしてこのような主張はこれら世界の平和に貢献している国々を侮辱するものであり、大変問題があると思います。与太話を弄ぶあなたと違って、現実的に平和構築の努力をし、時に血を流しても国際平和に貢献しているこれらの国々を侮辱することを理解しているのでしょうか。
まさか歴史学者ともあろう方がこういう事実を知らないのでしょうか?
空理空論を弄んで現実を見ないそういう意見が蔓延すると、軍事を学びどうすれば平和を構築したり抑止になるかというような真摯な議論に水を差すことになります。何しろ現実的なあるいは建設的な議論が成立しない。
率直に申し上げればこういう頭の悪い理想論こそ国際平和の敵だとぼくは思います。

京都大学HPより
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編集部より:この記事は、軍事ジャーナリスト、清谷信一氏のブログ 2026年8月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、清谷信一公式ブログ「清谷防衛経済研究所」をご覧ください。









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