鹿児島県長島町は、全国の自治体で初めて辻調理師専門学校と地方創生に関する包括協定を締結。ガストロミーアイランドに向けて、食のプロフェッショナル太田良冠君が中心となり、シェフと生産者の交流事業などを進めています。
現場に足を運ぶと愛着が湧いてきます、生産者の思いをお店で伝えることができます。たくさんのお店で、長島町の生産者から直接仕入れることが始まっています。また、生産者の方もシェフと意見交換することで、さまざまな刺激を受けレベルアップしています。
この度、こうした取り組みを更に加速するため、「ふるさとレストラン」を始めました。
具体的にはレストランのシェフに、長島町に来てもらって、食材を知ってもらって、好きになってもらって、その食材を使ったコース料理をレストランで提供して、その食事券(ながしまふるさとレストランカード)をふるさと納税の返礼品としたものです。
将来的にはいただいた寄付金を原資として、新たなシェフを招きます。循環する仕組みです。
物を送るのではなく、体験を提供する。ふるさと納税の新しい形です。
そして、シェフにも、町にも、生産者にもメリットがある三方よしの取り組みです。
●シェフにとっては、新たな顧客の獲得
●生産者にとっては、食材の積極的な利用
●町にとっては、高額ふるさと納税の確保、事業の継続
が、見込まれます。
まさに、ふるさと納税2.0です。
第1号のふるさとレストランは、表参道の一流レストラン「モノリス」さん。皆さんもこの機会にいかがですか。3月1日(水)には、モノリスで長島大陸フェアも開催します。
ふるさとチョイス限定
長島町ふるさとレストランサイト
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/46404/271887
※転売不可、換金不可、キャンセル不可などの条件があります。必ず条件を確認ください。
<もっと知りたい!>
●全国初!辻調理師専門学校と連携
規格外のジャガイモこそ欲しいもの~シェフと生産者の交流で気づいたこと〜
<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68581524.html
<井上貴至の提言>
杯型社会に、求められること
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68619160.html
編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2017年2月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。