民主党政権の数少ない功績の一つに、沖縄の基地問題を広く世論に周知したことが挙げられる。
民主党がマニフェストの一つに掲げていた「米軍普天間基地の県外・国外移設」の解決を模索する中で、沖縄の基地問題とその歴史的背景や矛盾とともに、「辺野古」という場所に新たな基地の建設が計画されており、それに対する反対運動が起こっているということが広く一般に周知された。政権交代前には考えられなかったことである。
その後、鳩山政権はマニフェスト達成を断念することになり、これを引き金として、社民党の連立政権離脱,そして鳩山総理大臣辞任に繋がり、現在に至るわけだが,先日の仲井真氏の声明により、いよいよ我々国民が米軍基地問題を無視出来ない状況になった。
批判を覚悟で書くと、現在の東アジア情勢を考慮した場合、中期的には,米軍駐留により国内の安全保障が担保されることは不可欠であり、実現可能な代案をすぐに出すことは事実上不可能であろう。
従って、この「迷惑施設」をどこに置くかということが議論の焦点になるが、本来は現在駐留している米軍の総軍事力とその必要性等、全ての事実を並べた上で可否を判断すべき重大な関心事であるはずにも関わらず、感情論や政治権力闘争、それどころかマスコミによる格好のネタとして利用されてしまってしまい、結局のところ、目前に突き付けられた問題に対して、現時点で選択肢さえも与えられていないのが現状である。
例えば、普天間基地の機能を国外でなく県外に移設するとなった場合、その移設先の住民はどうするのだろうか?沖縄の負担軽減ということで受け入れてくれるのだろうか?そして,負担軽減と引き換えに沖縄県民の生活はどのように変化するのだろうか?更に、国家としてのリスクはどのように変化するのだろうか?
様々な観点から、政府と全国の自治体が一致協力して戦略的な解決策を探るべきである。
今年10/30・10/31 の2日間,かの地辺野古(しかもキャンプシュワブとの境界、鉄条網がある浜!)で Peace Music Festaという音楽フェスが開催された。今年で4回目となるが、いわゆる普通の夏フェスとは異なり、プロモーターがつくわけでもなく、沖縄に居住する若いミュージシャンたちが中心となり、文字通り東奔西走して作り上げた素晴らしいフェスで、二日間でのべ1000人が集まった。
そのスローガンの一つは”NO BASE OKINAWA” だ。
しかし、そんなミュージシャンたちも、理想を追い求めながら現実と向かい合わなくてはならない。とあるミュージシャンが語った言葉が非常に印象に残っている。
「基地の問題があるのは事実。でも、その話題が何となくタブーであることも沖縄の現実」
沖縄では、米軍施設の「土地代」や「雇用」で生計を立てている人が少なくないのも事実であるし、一種の「迷惑料」として国から注ぎ込まれている補助金で経済が成り立っている側面があるのも事実だ。彼らや彼らの家族、友人たちは、その環境で生まれ・育ち・暮らしている者も少なくない。様々な事情から基地を受け入れざるを得ないことで、やがてその話題はコミュニティ内でタブーになる。議論することで崩壊しまう関係もある。このような複雑な現実を受け止めて、矛盾に苦しみながら生活していることが沖縄に住む者にとって最大の負担なのである。
我々が個人のイデオロギーに基づいて意見を述べることは自由だが、沖縄基地問題の背景には様々な生活に根差した利害関係が存在し、民意にも微妙な温度差がある。このような実態をも理解した上で意見を述べることが最も重要であることを教えてくれている。特に政府・自治体のトップには、「沖縄がかわいそうだから」などという感情論だけで、実現可能性を検討もせずに安易な声明を発表しないで頂きたいと願うばかりである。
マスコミや政治家の発する言葉よりも、前述のミュージシャン達の言葉がやけにリアルに感じられる。「基地はいらない」「基地の中で流れる音楽にあこがれた」「基地は新しい音楽を教えてくれた」「米兵たちはいい奴ばかりだった」
しかし、今後も「うたは自由を目指す」だろう。
(村山 貴之/Ouch (ミュージシャン))
コメント
沖縄の米軍基地の兵力が極東地区の防衛に適正な規模か過剰なものかは門外漢には全く見当がつかない。しかし、沖縄の人の許容の限界を超えている規模であることは米国の複数の高官が認めている。沖縄が許容できる基地の規模まで縮小するには県外に代替地が無い限り不可能で、その代替地を日本政府は提供できないのだから、沖縄は直接米国と基地縮小を交渉するしかない。直接交渉を可能にする方法は唯一つ、沖縄独立である。
独立を達成すれば、沖縄は日米安保条約には拘束されず、独自の安全保障条約を米国又は日本と締結できる。もし望むならば米軍基地の全面撤去も可能になる。一等地を占拠する米軍基地が無くなれば、隣接する中国から日本人の10倍以上の観光客も呼び込める。観光立国で経済的自立も可能となるだろう。戦中戦後、沖縄は本土の犠牲に成り続けた。そろそろ誇り高き琉球王国の精神を取り戻すべきだ。沖縄なき後の日本は独自の安全保障を考えればよい。尖閣は沖縄の領土となるから日中間の争いごとも無くなり防衛費も削減できるかもしれない。
hogeihantaiさんの意見に賛同します。沖縄が米軍基地問題で根本的な解決をはかる為には日本からの独立が効果的です。
その上で、基地の存続について米国とより良い条件で交渉する事もよし。本土から押し付けられた基地には反対でも、自分で選んだ基地存続なら民意は受け入れるかもしれません。
米軍基地のかわりに中国の海軍基地を受け入れて、相応の利益を受取る事も可能でしょう。中国は沖縄に海軍基地を欲するでしょう。中国はアフリカの途上国に対して、かなりの援助を行っていますから、中国からいろいろな援助を受けられる可能性も高いでしょう。
更に、日本から独立しても、日本政府はいろいろな意味で沖縄の協力を求めるでしょうから、日本国から引き続き、金銭的な援助を受けられる可能性があります。文化的に最も近い国として、独立後の沖縄と日本は、よい関係を続ける事ができるでしょう。
沖縄の人の許容の限界を超えているという心情倫理だけで、県外や独立などの話しが出ること自体が、東アジア情勢や安全保障を軽視していると思わざるえません。
県外に代替地があれば、基地が縮小できるという簡単な問題でもありません。各軍用機の性能・運用問題もあり、「代替地があるから、県外で」という話しでもありません。
中国を受け入れる(=米国を敵にする)となれば、どちらに付く方が得なのかも総合的に判断する必要があるでしょう。少なくとも第二次世界大戦移行の各国の動向も含めて検討する必要があります。
>一等地を占拠する米軍基地が無くなれば、隣接する中国から日本人の10倍以上の観光客も呼び込める。
これも根拠がありません。県議会事務局が出した撤去後の経済効果は、撤去後の地区が那覇新都心並に発展した場合の試算です。試算としての正確さに問題を感じます。
独立は基地撤去等を話しには、楽観的な視点としか考えられません。独立後中国を受け入れる?そもそも、独立後の沖縄と中国が対等な関係で交渉テーブルにつけると楽観視しているとしか思えません。沖縄が独立してくれれば、早速軍を近海に派遣して脅しながら交渉すれば楽でしょう。それか、最初に飴を与えて、後に押さえ込めばよいです。
外交レベルの問題を考えるのであれば、「相手は悪い事をしてくる」という前提で議論すべきです。もちろん、米に対しても。
沖縄独立は世迷言ですよね。
そもそも沖縄も一枚岩ではありません。
本島には基地を邪魔に思っている人も多数いるかも知れませんが、与那国島や石垣島の住民などの中国の脅威を身近に感じている人々にとっては重要な抑止力です。
[H.20/09/20] 【沖縄タイムス】自衛隊誘致を要請/与那国町議会が決議
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-20-M_1-025-1_003.html
http://www.y-mainichi.co.jp/news/16884/
竹富町議会、意見書と抗議決議を可決 尖閣沖中国漁船侵犯事件
基地問題を基地近隣の住民の意見だけをピックアップして語るのは愚かなことです。
基地近隣に住んでいる人々は沖縄の中でも一部の人々であり、彼らの意見が沖縄の総意であるわけではありません。
日本政府は沖縄の米軍基地の代替を提供できないと言うよりその気がないと考えた方がいいのではないでしょうか。現状維持は同意を得やすく、今までそうやってきたのでこれからもと考えるのは当然です。
また独立とは基地問題だけではなく長期的で広範囲な視点から論じられるべき問題だと思います。あれが上手くいけば全部上手くいくというような考えは都合が良すぎはしませんか。国対国というパワーゲームにおいて沖縄が真の独立を保つことができるとは思えません。
bakawebさんの意見は本土から見た日本人の論理で沖縄では通用しません。万一、台湾有事により米中の軍事衝突が起これば、沖縄は米軍の最前線基地となり真っ先に火の海になる可能性があります。軍事的にみても沖縄にとっての米軍は侵略に対する抑止力というより、真っ先に軍事的報復を招く疫病神なのです。台湾や本土の防衛を一方的に担わされているだけで、沖縄の安全保障にはむしろ有害というのが沖縄県民の最大公約数的な考えなのです。
地政学的に考えれば米軍や日本にとって沖縄は非常に有用であることは皆が理解している。だからと言って、沖縄県民に対して現状をそのまま我慢しろという権利はない。米国も日本も民主主義を共有の価値としている。今回の知事選で、沖縄県民の大多数が米軍基地縮小又は不要と表明したからには、日米はこの民意を尊重せざるを得ない。それでも日米が他に選択肢がないと民意を拒否するのであれば、沖縄は主権国家として生きる道しかないと言ってるのです。
独立した沖縄がどう経済的に自立するかは沖縄の人が決める事で余計な心配を他国人がする心配はないが、沖縄の観光資源、中国本土との距離、既存のインフラを考えれば私は充分、観光立国で栄えると思いますよ。ハワイよりよっぽど魅力に溢れた島嶼だと思います。
> hogeihantaiさん
「今回の知事選で、沖縄県民の大多数が米軍基地縮小又は不要と表明したからには、日米はこの民意を尊重せざるを得ない。」
仰るとおりです。ではどうすればよいのでしょう。
沖縄から基地を完全に撤去したとしても、安保条約が無効になるわけではありませんからどこかに作る必要があります。奄美か種子島を造成して作るのでしょうか。徳之島からはNOと言われたので、その民意も汲まなくてはなりません。本土でよいのであれば、そもそも米軍は沖縄に基地など作らないわけで、台湾、韓国への出動もカバーできるところでないと米軍がYESと言わないでしょうし、そもそも基地を作る意味がなくなるから、困ったものです。正直なところ私には妙案がありません。エゴ剥きだしで言うなら、現状維持しかないのかなぁというところですが、自宅のそばに基地ができたらいやだというのもまた正直な感情です。陸上自衛隊の駐屯地とはわけが違いますからね。
ひとまずそれは置いて、沖縄が独立した場合ですが、中国、台湾、韓国、フィリピンが放っておかないでしょう。特に中国は軍事力を背景にした恫喝外交し放題でしょうね。それがなくても中台の緊張が高まって観光立国どころではないと思いますよ。それに、独立したから後は手を出すなでは日本は無責任の誹りを免れませんから、より一層介入を強制されるでしょう。また、独立したら自力で安全保障を確保しなくてはなりませんが、それはどうするんでしょうか。中国あるいはアメリカと安保条約を結ぶのでしょうか。自力で軍を組織するんでしょうか。いずれにせよ、その軍の基地はどこに置くんでしょうか。ああ、もちろん、軍を置かないという選択肢もあります。選択できればの話ですが。
また、沖縄独立後の日本の安全保障上の問題として、沖縄がアメリカの基地の撤去を求める=安全保障を拒否した場合、やはり国内に基地を作らなくてはなりませんが、どこに作ればよいのでしょう。あれあれ、日本にとっては沖縄が独立してもしなくても同じ問題が残りますね。沖縄独立で一体誰が得をするんでしょう?
ところで「そろそろ誇り高き琉球王国の精神を取り戻すべきだ。」とのことですが、明と薩摩藩の板挟みで二面外交のあげく薩摩藩に屈従せざるを得なかった苦い歴史は無視ですか?
現在の沖縄の最優先課題は米軍基地縮小である。それを解決する方法は日米が譲歩しない限り沖縄独立しかない。私は沖縄に独立しなさいと勧めているのではなく、最後の選択肢は独立しか残されていないと言ってるだけです。決めるのは沖縄です。独立後の安全保障をどうするかも沖縄の人が考えることです。どの国とも軍事的な条約を結ばず中立を選ぶのも小国の知恵かも知れない。
沖縄無き後の日本の安全保障は日本人自身が考えるべきことですが、そもそも今まで日本人は自国の防衛について真剣に考えたことがないですよね。しかし沖縄が独立すれば嫌でも考えざるを得ないでしょう。自衛隊を強化するか新たに米軍基地を造るか、又はその二つを同時にやるかの選択肢しかないでしょう。
琉球は明、清に朝貢してましたが、服属は形式的なもので朝貢貿易で琉球は潤っていたのです。実質的には内政に何の干渉も受けない誇り高い独立国と言っていいでしょう。苦い歴史は一方的搾取のみとなる薩摩の侵攻以降のことです。日本との関係では沖縄は常に利用される側にあったのですよ。だから私は今、沖縄の人から独立という声が何故上がらないのか不思議なのです。
「だから私は今、沖縄の人から独立という声が何故上がらないのか不思議なのです。」
簡単なことです。中国が怖いからです。中国と1対1で対峙する恐怖と比べたら米軍基地の負担など屁でもないからです。
hogeihantai氏
根本的な間違いを指摘します。万一、台湾有事により米中の軍事衝突が起これば、沖縄に米軍基地がなくても最前線です。
基地があるから攻められる? では、基地がないならもっと簡単に攻めれるので楽ちんです。中国からすればさっさと攻め落として軍港を気付けば太平洋への大きな足がかりを得ますので、基地がないのは非常にラッキーですよ。
>今回の知事選で、沖縄県民の大多数が米軍基地縮小又は不要と表明したからには、日米はこの民意を尊重せざるを得ない。
沖縄県だけが表明したところで、日米の問題が国家間の問題ですので、沖縄県だけの声が取り扱われる道理がありません。扱うなら国民全てです。
>ハワイよりよっぽど魅力に溢れた島嶼だと思います。
勝手な妄想で独立運動などを考えるのは浅はかなだけです。
独立するなら独立すればよろしいです。日米vs中国の間で、軍備も持たない島が、どのように交渉するのか、、、
戦場にならなければよろしいですが、そのような簡単に想像できるリスクぐらいは想定すべきです。
> hogeihantai氏
蛇足ですが、当選したのは仲井真氏であり、沖縄独立よりも政府との対話を重視すると表明しています。その方が当選したわけで、沖縄の民意は「独立」ではないでしょう。
一方では「民意」といって基地撤去を主張しつつ、一方では民意とは異なる「独立」を主張するあなたの論理は根本的破綻しています。
自分の論の正当性を築く為に、民意の一部分だけを取り出して振りかざしたところで、何の正当性も築けません。
沖縄独立は、良いと思いますが、かなりリスクの高いものになります。沖縄は米中の間にあり、米中どちらにとっても緩衝国として、自分の支配下に置きたいという、地理的リスクがあります。またおそらく民主的な国になるでしょうから、初めは独立派だけでも、大国の干渉を受けて、民意が動揺し、親米派は親中派や新日派が出てきて、政情の不安な国家になるでしょう。また他国を侵攻した前例のある両国が侵攻してくる可能性があるでしょう。彼らは拒否権を持ているので、国際社会は何もできないし、超大国に逆らって沖縄のために戦ってくれる国もないでしょう。自力で防衛するには、数万の常備兵力が必要とになり、経済的に大変です。一番無難なのは、今までの経緯からアメリカに国防を頼むことになるでしょう。しかしそれでは、今は基地を日本へ移転という選択が0では無いが、独立すると沖縄しかなく、沖縄以外に移転させる選択が無くなる。やっぱり今は独立すべきではないかと思います。
> hogeihantaiさん
>どの国とも軍事的な条約を結ばず中立を選ぶのも小国の知恵かも知れない。
ええと戦後のスイスのように恵まれた条件があるわけでもない沖縄にそんな選択が本当に可能だと? まあ仮定の話にこれ以上突っ込んでも仕方ないのでこれは置いておくとして。
>沖縄無き後の日本の安全保障は日本人自身が考えるべきことですが…
米軍基地は別に沖縄だけにあるわけではないのですが。規模は桁違いですけどね。それに日本人は別に国防をおろそかにしてきたわけではありませんよ。何を目的として日米安保条約を締結しているとお考えで? 沖縄が日本に返還される前から安保条約は存在してたんですよ。学生運動の格好のターゲットにされてましたが。あれがなければ国防議論もタブーになってなかったでしょうに、本当に団塊の世代はろくな事をしませんね。
それはともかく、自衛隊の強化は今後必要でしょうが、それにはまず外交からですからすぐには難しいでしょう。つまり安保条約依存は当分変わりませんし、戦前の愚を避けるならアメリカとの同盟は不可欠です。ですのでどちらにしても基地は必要となり、どこかに置かなくてはなりません。沖縄が困難ということになれば、現実的には、奄美の人々に泣いて貰うしかないでしょう。種子島はJAXAがあるので同盟国であっても遠慮して頂きたいところです、国防上。
>苦い歴史は一方的搾取のみとなる薩摩の侵攻以降のことです。
それがなぜ起こったか、地政学的にお考えになったことはないんですね。薩摩が悪いでは(戦国時代を現代の倫理で判断するのは愚の骨頂ですが)、歴史に何も教訓を学んでいないと言わざるを得ません。中国が薩摩に取って代わって同じことをするだけです。中国で沖縄は中国領だという声が上がっているのをご存じでない? まあ、沖縄の方が中国に同化されたいと望むなら別ですが。
そうそう。普天間の問題に限れば、私は関西国際空港をそっくりそのまま明け渡すというのもいいのではないかと思っています。赤字を垂れ流すだけで民間空港としての競争力はもはや失われていますし、日本のハブ空港については、中部国際空港に頑張って貰えばよいので。何より元々海上にありますから住民との軋轢など発生しようがありません。
軍民共用は秘密保持にコストがかかりすぎるので、民間は全部伊丹空港に戻って頂くと。
>mzch氏
根本的に、関西国際空港が普天間のかわりになりません。
基地というものが、「どこでもあればOK」といった、アマチュアな論理で建設されることはありません。
普天間にヘリが配備されていて海兵隊がいるのにも、意味があるので、そのようにされています。
そもそも、橋本知事が「米軍基地を沖縄に」なんて事を言っている時点で、橋本知事には軍事関連の知識が欠如しています。
「意図ではなく能力に対応する」のが軍の基本的な理論です。どんなに中国が変わってきていようと、空母・上陸艇を建造し、ミサイルを太平洋側へ向け、毎年軍備を拡大させているのが現実であり、意図がどうであれ能力に対抗するだけの「暴力装置」を保持する必要はあります。
南沙諸島のように、米軍が撤退後すぐに暴力装置を背景とした実効支配を行う国であることは、意識した上での中国との外交を考えるべきです。
何度も繰り返しになるが、私は沖縄に独立を勧めているのではない。(1)米国は沖縄の基地を縮小出来ない。(2)日本は県外の受け入れはしない。沖縄県民がそれでも基地縮小を望むのであれば、それを実現するには独立しか選択肢は無いと言ってるのです。辛抱強く話し合っても(1)、(2)が変わらぬ場合、基地の縮小を沖縄県民が実現する方法が他に有るのであれば教えて下さい。
太平洋戦争中、沖縄に展開された日本軍の為に沖縄は戦場となり多数の民間人が殺された。その事実が今も沖縄のトラウマとなっている。日本軍がいなければ民間人だけの沖縄に米軍は大規模な戦闘作戦は行わなかった。中国が沖縄を侵略するとも思わないが、仮に侵略されても、戦闘で火の海になるよりましだと考える人がいてもおかしくはない。
基地を置かず、侵略されるリスクを犯しても平穏な生活を選ぶのも選択肢の一つだ。これも沖縄の人が判断すべき事だ。
>bakawebさん
現在の航空機の展開能力だと、沖縄も泉州沖もあまり変わりがありませんよ。むしろ朝鮮半島への展開を考えた場合、泉州沖の方が即応性があります。海兵隊の配置についても現在の展開能力を考慮すれば沖縄である必然性をないという議論もあるので、是が非でも沖縄という論には私は懐疑的です。まあ私は沖縄以外の選択肢を示したに過ぎませんので、より適切な案があれば、そちらを支持することにやぶさかではありません。
> hogeihantaiさん
沖縄に独立を勧めているわけではないと言いながら、それ以外に方法はないと結論づけてらっしゃるのですから、そりゃ独立論者として扱われても文句は言えますまい。
太平洋戦争のさい、日本軍がいなければ戦闘が行われなかったとのことですが、そりゃ戦争がなければ戦死者はいなかったというのと同じ類の議論で、何の事やら。ドラウマになっているという点は同感ですが。
>中国が沖縄を侵略するとも思わない…
えー、そんなおめでたい考えを持っている国はどこにもありませんよ。少しは中国のマスコミを注視することをお勧めします。今現在、中国が「沖縄は中国領」と主張しているのですよ?
>仮に侵略されても、戦闘で火の海になるよりましだと考える人がいてもおかしくはない。
まあいるかも知れませんね。どちらもごめんという人が圧倒的多数のようですが。チベットやウイグルの状況を人ごとだと思えるうちはそれでよいのでしょうけどね。
>18
沖縄県民の願いを叶える方法は日米政府が譲歩しない限り独立しかない。他に方法があるなら貴方が提示してください。
戦争があっても沖縄に日本軍がいなかったら沖縄県民の死者数は僅少であったことは間違いない。日本軍が果敢に抵抗したから民間人の死者も増えたのだ。民間人だけしかいないのに艦砲射撃はしないし、米兵が上陸しても住民が白旗あげれば射殺もされない。
中国政府は尖閣は自国領と主張しているが、「沖縄を中国領」とは主張してはいない。貴方のいう事が正しいと言うのであればソースの提示をして下さい。仮に中国軍が尖閣に侵攻したところで、無人島で沖縄の民間人が死ぬわけがない。
貴方は米軍基地縮小の方法があると考えているようだから是非、その方法を提示して下さい。それが無い場合はこれでレスは終わりです。
>沖縄県民の願いを叶える方法
とは米軍基地の全面撤廃でしょうか。もしそうなら、方法はありません。独立しても不可能です。仮にアメリカが同意したとしても、米軍の代わりに中国軍が来るだけのことですよ。下手をしたらその前に中台間で沖縄を舞台とした戦闘が起きるでしょう。
普天間の移転でしたら、私の意見は、15. 18. に書いた通りです。
>戦争があっても沖縄に日本軍がいなかったら沖縄県民の死者数は僅少であったことは間違いない。
アメリカも占領がスムーズにいって助かったでしょうね。現実に不可能であった選択を後付けでどうこう言うのはやめましょう。それが問題の本質ではないのですから。なお、沖縄の民間人犠牲者が9万人以上に昇ったのは、疎開しなかったからです。現に本島北部へ疎開した県民はほとんど助かっています。当時の日本陸海軍は疎開を指示していましたが、それが徹底されなかったことは返す返すも残念です。
>「沖縄を中国領」とは主張してはいない。
では参考に http://ja.wikipedia.org/wiki/中国人による沖縄県への認識 でもご覧下さい。中国政府の公式見解ではないという反論は無意味ですよ? 共産党が同意しない意見が中国で公式に公開されることはないのですから。もちろん無人島の尖閣とは異なり、公式見解として中国が発表することは今後もありえません。それは宣戦を布告することと同義だからです。しかし外交は公式ラインばかりではないのはご承知の通りです。そのため、芽があれば中国は喜んで沖縄の独立を後押しするでしょう。それがわかっているからかどうかはわかりませんが、沖縄の県民の多数は独立に関心を示していません。
>貴方は米軍基地縮小の方法があると考えているようだから
普天間の問題でしたら、15. 18. をお読み下さい。それ以外の基地施設についてはその機能により可否があると思いますので、具体的にご指摘下さい。基地全ての撤去は不可能というのが私の結論です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/中国人による沖縄県
における記述「かつての琉球王国住民の大部分は福建省、浙江省、台湾付近の出身で …」があやまりであることは簡単にわかります。 沖縄の住民は大多数が縄文系の日本人です。 南北とも漢人は体毛が縄文系の日本人よりすくないです。 それから顔つきもちがいます。 さらに、遺伝子を調べればこの違いは、よくわかるはずです。
小泉前首相、アグネス・チャンなどが、福建省・浙江省などの南中国の出身者の典型的な顔つきです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yuushi2011/61414042.html
にあるひめゆり部隊のみなさんの写真と比べてください。
mzch氏
>現在の航空機の展開能力だと、沖縄も泉州沖もあまり変わりがありませんよ。
ヘリと飛行機では、根本的な運用方法が異なります。泉州沖からヘリの航続距離でどこまでいけますか?
ちなみに、オスプレイの作戦行動半径は最大370nmと言いつつ、実用では300~325nmを想定していると言われています。
>むしろ朝鮮半島への展開を考えた場合、泉州沖の方が即応性があります。
朝鮮半島だけへの展開を考えた場合ですね。朝鮮半島だけへの展開を考えれば、そもそも沖縄に基地など必要ないでしすし、米もそこに基地など作りませんよ。無駄ですから。
>海兵隊の配置についても現在の展開能力を考慮すれば沖縄である必然性をないという議論もあるので、是が非でも沖縄という論には私は懐疑的です。
展開能力とは、どこへのどうのような展開能力を考慮しているのですが?どのような前提をおいているのか分からない状態で、懐疑的と指摘されていても、「必然性はあります」としか言えませんが?
もしかしてですが、沖縄海兵隊は「朝鮮半島有事」だけに対応するために配備されているとお思いですか?
>まあ私は沖縄以外の選択肢を示したに過ぎませんので、より適切な案があれば、そちらを支持することにやぶさかではありません。
現在の状況上、沖縄以外の選択肢が日本国内では考えられません。
フィリピン沖という考えもありますが、この場合太平洋側への進出経路ができてしまい、蓋をすることができなくなります。
メガフロートなどの技術開発を、日本が率先して国策として行うというのも考えられますが、「今さら国策?」と思う部分もあります。
> bakawebさん
>ヘリと飛行機では、根本的な運用方法が異なります。
沖縄にあっても艦隊との連携なしではヘリは有効に運用できないので、そのことを仰ってるのだと思います。ヘリだけ残って下さいというわけにもいきませんから、やっぱり難しいですかね。いっそのこと輸送を担う艦船も引っ越してきてもらうというのはさすがに暴論が過ぎるでしょうか。
>朝鮮半島だけへの展開を考えた場合ですね。
その通りです。中台で何か起きた時、中国がベトナムと衝突した時(米軍に出動義務があるわけではありませんが)、中国が先島諸島に手を伸ばしてきた場合などには、即応性という点では沖縄よりずっと条件は劣ります。しかし、戦端が開いてすぐ海兵隊全部の出動ということはあまり考えられる事態でもないので、許容できる範囲ではないか、というのは素人の浅知恵でしょうか。普天間に駐屯している部隊だって全員が常に艦で待機しているというわけでもないと思うのですが。
>現在の状況上、沖縄以外の選択肢が日本国内では考えられません。
率直に言うと、私も沖縄が最適な位置にあることは否定しません。また、中国の膨張主義を警戒するために、沖縄には実効戦力を置いておき、蓋の役目を果たしてもらわなくては困るという点も同感です。けれども、そのために沖縄に過重な負担がかかっているというのは当のアメリカも認める事実なので、何とか一部でも他へ分散できないかとない知恵を絞った次第です。日々軍事技術も進歩しているというのに、終戦時はそこへ集中的に駐屯させるのが最適解だったからといって、未来永劫その状態で我慢し続けろというのも酷ではないでしょうか。
>mzch氏
>沖縄にあっても艦隊との連携なしではヘリは有効に運用できないので、そのことを仰ってるのだと思います。
もちろんヘリは制空権の確保などが必要ですが、そもそも沖縄にヘリが配備されていて、緊急事に艦載して運用すると?
でしたら、態々艦載しなくても良い場所に配備すると思いますが。
>>朝鮮半島だけへの展開を考えた場合ですね。
>その通りです。
沖縄の海兵隊、ヘリ等は、朝鮮半島だけの為に配備されているわけではありません。そもそも、在韓米軍がいますし。岩国、佐世保があります。
沖縄に海兵隊とヘリが配備されているのは、台湾が絡んでいます。ヘリの作戦行動範囲からみても、下地島を接収すればヘリで台湾-沖縄間を往復可能です。(現在配備されている、CH-53Eでも可能です。)
「常にいないのだから撤去でも」という論はよく出てくるのですが、基地がなければいざという時に使えないですし、離着陸などの訓練ができません。
(少なくとも、辺野古移設では、軍人も減るし、土地もかなり返還され、騒音も軽減されるという、現在の中では非常に良い案だったと思います。)
現在の問題は、折衷案にならずに「撤去か?」が焦点になっているからでしょう。辺野古への移設が頓挫しても、普天間をそのまま継続運用となるので、防衛上の問題は起きずよかったとは思っておりますが。
>そもそも沖縄にヘリが配備されていて、緊急事に艦載して運用すると?
いや、艦載はしないでしょうが、一度に運べる人員には限りがありませんか…? 海兵隊全員を空輸可能な数が配備されているとしても、補給の問題がありますし。
>沖縄に海兵隊とヘリが配備されているのは、台湾が絡んでいます。
CH-53Eの空輸時の航続距離は2000km以上あるのですが…?
それに、撤去ではなく、関空に移せと私は言ってるのですけど…
mzch 氏
>いや、艦載はしないでしょうが、一度に運べる人員には限りがありませんか…? 海兵隊全員を空輸可能な数が配備されているとしても、補給の問題がありますし。
海兵隊全員を空輸可能にしなければならない理由が分からないのですが?作戦実行に必要な人数を空輸可能であればOKです。
>CH-53Eの空輸時の航続距離は2000km以上あるのですが…?
それに、撤去ではなく、関空に移せと私は言ってるのですけど…
CH-53Eは航続距離 2,070km(空輸時)と言われていますが、実際の作戦時の行動半径は500kmと言われています。
沖縄-台湾間は約650kmです。下地島接収で充分可能です。
もちろん、関空からはまったく届きません。
そもそも、関空では手頃な演習場がありませんし。
> 小泉前首相、アグネス・チャンなどが、福建省・浙江省などの南中国の出身者の典型的な顔つきです。
小泉前首相が知人の中国人のひとりに似ているという印象をもっていたので、 南中国系と書きましたが、あらためて写真をよくみると違うようです。鼻が立派で鼻筋が通っています。 また頬骨がちょっと高いです。 これらは、ツングース系の特徴です。
>沖縄県民の願いを叶える方法は日米政府が譲歩しない限り独立しかない。
仰る通りです。
>戦争があっても沖縄に日本軍がいなかったら沖縄県民の死者数は僅少であったことは間違いない。
その通りだと思います。
>沖縄は米軍の最前線基地となり真っ先に火の海になる可能性があります。
仰るとおりです。相手の空軍基地やミサイル基地を、奇襲攻撃で最初に叩くのは、戦争の基本ではないでしょうか。
>中国政府は尖閣は自国領と主張しているが、「沖縄を中国領」とは主張してはいない。
私も、中国政府が公式にそういう主張をしたとは聞いた事がありません。
>中国が沖縄を侵略するとも思わないが、仮に侵略されても、戦闘で火の海になるよりましだと考える人がいてもおかしくはない。
仮に中国へ編入されても、現地の民主度の違いがあるので、大陸の中国人の行き来は制限し、「香港・マカオ」のような特別自治区になり、沖縄人による高度な自治区という事になるでしょう。香港のように、政治的に多少自由でなくなるという状況が想定されます。
>チベットやウイグルの状況を人ごとだと思えるうちは
分離独立を目的とするテロや暴動を起こさなければ、酷い目にあう事はないようです。そもそも中国内の少数民族は、漢族よりいろんな面で逆差別(優遇)されています。
>>沖縄県民の願いを叶える方法は日米政府が譲歩しない限り独立しかない。
>仰る通りです。
独立運動ということで、国内法で対処で終わりです。
ウイグルでの中共軍の行動を「国内法上問題がない」としたbobby2009氏には、ぜひ賛同していただきたいものです。
>>戦争があっても沖縄に日本軍がいなかったら沖縄県民の死者数は僅少であったことは間違いない。
>その通りだと思います。
そうでしょうか?沖縄の地理的条件から見ても、日本軍がいてもいなくても沖縄県への上陸はあったと考えます。
沖縄県民だけなら抵抗しなかったというのは、妄想の域ですので判断し難いですね。
>>沖縄は米軍の最前線基地となり真っ先に火の海になる可能性があります。
>仰るとおりです。相手の空軍基地やミサイル基地を、奇襲攻撃で最初に叩くのは、戦争の基本ではないでしょうか。
別に基地がなければ沖縄の地理的条件上、まっさきに中国側は占拠しにきます。基地がなくても火の海になる事例は、過去の戦争で沢山ありますね。非武装中立で世界大戦に巻き込まれたルクセンブルクなどが良い例です。アイスランドも非武装ですが大戦中に占領されましたね。
>>中国政府は尖閣は自国領と主張しているが、「沖縄を中国領」とは主張してはいない。
>私も、中国政府が公式にそういう主張をしたとは聞いた事がありません。
中国内でそのような教育が行われていて、教育に共産党は一切関与していないということでしょうか?
商務省の研究者がそのような論説を発表していますが。
>仮に中国へ編入されても、現地の民主度の違いがあるので、大陸の中国人の行き来は~~~、政治的に多少自由でなくなるという状況が想定されます。
そうなったら良いですね。希望的観測でバラ色の占領を望んでください。
> bobby2009さん
>分離独立を目的とするテロや暴動を起こさなければ、酷い目にあう事はないようです。
ほう。テロや暴動があったから、120万人もチベット人を虐殺しなくてはならなかったわけですか。120万人はチベット亡命政府の主張ですが、中国当局の発表でも25万人ほど殲滅したとあります。25万人は戦争でもなかなか殺せる人数ではありません。かの有名な南京大虐殺ですら中国が主張する30万人が最大(かつ眉唾物の数字)です。どんな地獄絵図のようなテロや暴動が発生したのでしょうか。そんなテロや暴動があってよく国が残ってますね。
あるいは、チベットは仏教国ですから真っ先に涅槃へ送ってあげるのが少数民族優遇の供養だということですか。
ウイグルの人たちもきっとテロや暴動を日常的に行っているのでしょうね。ウイグル自治区で核実験を46回もやったのはその報復でしょうか。いやいや、優遇政策ということですから、新時代の新しいエネルギー源を漢民族に先立って経験させてあげたということでしょう。ところでその核実験でウイグルの方々は19万人ほど亡くなり、健康被害を受けた方は129万人にのぼるという研究があるのですが、やはりテロリストや暴動を煽る反国家主義者がそんなにいたということでしょうか。びっくりです。なるほど、それでウイグル人の子弟をウイグル自治区外で教育することを強制したり、一家の子供のうち一人はウイグル自治区外で就業するよう強制しているのですね。うむ。テロリストに汚染されてはいけませんからね。あれ、でも中国は一人っ子政策で子供は一家に一人ですから、それでは将来ウイグル人がいなくなってしまうのではないでしょうか。まあ民族主義者はテロリストということですから、みんなが漢人になってしまえば無問題ということですね。ところで民族自決って何でしょうね。
そうそう。先だって発生したウイグル暴動は、漢人集団がウイグル人を虐殺して回った暴動だったんですが、ウイグルテロ組織としてはさぞかし不本意だったのでしょうね。
bakawebさん
>ぜひ賛同していただきたいものです。
合法かつ民主的な民族自決を支持しますので、沖縄県の方の多数の民意で独立を希望されるのであれば、ぜひ賛同させて頂きます。bakawebさんは、日本が領土を失うのは1mmも許せないタイプですか?
>沖縄県民だけなら抵抗しなかったというのは、妄想の域ですので判断し難いですね。
当時の日本政府は米軍=鬼畜と教えたが、あなたはそれをまともに信じておられるのでしょうか?いまどき、そんな人がいたとは驚きです。そういう人が、米軍に中国から守ってもらうなんて言えるものだと驚いています。
mzchさん
>120万人もチベット人を虐殺しなくてはならなかったわけですか。
中国政府がチベット人を大量に殺したのは、文化大革命前後の、毛沢東の時代です。あのころは漢族もだいぶ殺されました。そういう時代だったという事かと思います。�殀小平以降の時代で、暴動時以外でチベット人がたくさん死んだ記録はないと思いますが。現在は、チベット発展の為に、中国政府はかなり努力しているようです。最近チベットを訪れた日本人のコメントを下記に紹介します。嘘だと思えば、ご自信でチベット訪問されたら宜しいでしょう。百聞は一見にしかず、でしょうか。
http://2ch.to/48lxMQd1eEig0WCmEw4MAo
この記事での、お二人へのコメントは以上で終了します。
> bobby2009さん
>合法かつ民主的な民族自決を支持しますので、
合法かつ民主的な民族浄化の間違いではないですか?
>中国政府がチベット人を大量に殺したのは、文化大革命前後の、毛沢東の時代です。
だから何なのですか? チベット大虐殺が始まったのは、1950年。文革が始まったのは、1965年です。文革は関係ありません。もちろん、文革中も虐殺は続いていましたよ。で、何が仕方ないんですか? それほどまで仰るのでしたら、上海の大通り(広東語で)かか天安門広場で(北京官話で)「日本の南京大虐殺は戦争という非常事態だったから仕方なかったんだ!」と小一時間大声で叫び続けてみて下さい。
>現在は、チベット発展の為に、中国政府はかなり努力しているようです。
漢族が大挙して移住してますからね。今やチベット人の方が少数派なんですよ。そりゃ資本を投下するでしょう。
で、ウイグルの民族浄化については何か仰ることはないのですか?
bobby2009 氏
おもしろいですね。チベット暴動に関しては中国当局の行いを「国内法上問題がない」「国内法に違反するほうが悪い」という論調なのに、沖縄独立は支持するのですか。ぜひ日本の国内法に沿って、独立運動には反対していただかないと。
>そういう人が、米軍に中国から守ってもらうなんて言えるものだと驚いています。
で、基地がなければ襲われない根拠はなんでしょう?
基地がなければ襲われないなんてことはありません。沖縄は地理的条件上、基地がなくても占領されます。
軍隊を持たず、地理的に重要な位置にある国が、どのような状態なのか、お調べすることはオススメしますよ。