人気ブロガーの読書術

石田 雅彦

ブロガー。Chikirinさん。ブロゴスで大賞を受賞したChikirinさんなんだが、彼女がどんな読書をしてきた、しているのか、を紹介した記事です。本好きにはとても興味深い。文学少女時代、高野悦子さんの『二十歳の原点』に受けた影響、後編では、星新一さんのショートショート、新左翼系のノンフィクションなどの読書遍歴を紹介。「バブル最盛期に証券会社で働き、米国へのMBA留学を経て外資系企業に勤務。昨年秋に早期退職し、現在は”働かない人生を謳歌中”」とのこと。うらやましい。
WEB本の雑誌
アノヒトの読書遍歴 Chikirinさん


ブログ。本末転倒にならないように。で、そのブロガーたちがどう時間をやりくりして、仕事やプライベートと両立させているのか、興味あるところです。ブログが長続きしないのは、やはりこうした時間管理ができないからで、仕事や家族を犠牲にしてまで自己表現したいか、ということでもある。今、活躍されているブロガーのみなさんは、こうした悩みを乗り越えてきてるわけです。
ブログヘラルド
ブロガーに贈る時間管理の裏技集

TPP。GAIATSU。日本に「自浄作用がない」とか「外圧でしか変われない」という人も多いんだが、仮にこのこの記事記事が事実としても、自分から圧力してくれ、と持ちかけるとなれば話は別です。真偽不明だが、米国は圧力要請には応じなかった、という、この記事の意図もよくわかりません。今の支配被支配システムは、支配者が自ら支配者と名乗りはしない。ナショナリズムは刺激せず「守ってやるから子どものままでいろ」と柔和な笑顔を見せています。
Dendrodium
「日本政府OB TPPで“米通商代表部のカトラー代表補に外圧”要請」

SNS。口コミ。このブログに出てくる「SIPS」ってのは、電通オリジナルの概念みたいですね。共感する「Sympathize」→確認する「Identify」→参加する「Participate」→共有・拡散する「Share & Spread」となるらしい。「震災婚」なんて言葉もあるんだそうだが、誰かと感情を共有したい、というのは、あらゆる側面でこれから大きな流れになりそうです。
www.さとなお.com(さなメモ)
「いかに『広告』するか」から「いかに『話題』にするか」へ

格差社会。世界的傾向。ジニ係数からOECD加盟国の格差状態を調べた結果、世界中で座標数値が上がっている、という記事です。特に先進国で格差が広がりつつあるのにも関わらず、最高限界所得税率が大きく下がってきている、と分析。消費税だけに負担を押しつける「税と社会保障の一体改革」というスローガンの欺まん性がわかるんだが、ジニ係数が高い国、急激に数値が上がっている国は、今後、治安悪化が予想されます。
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世界各地の暴動の火種となっている貧富格差、OECDのデータでも拡大が浮き彫りに

消費税。増税か。自分の選挙のために増税反対、なんて言ってる政治屋は論外なんだが、社会保障と一体改革、というんなら、ちゃんと筋を立てて議会を通すべきです。竹下内閣のときに生まれた消費税にしても、当時は社会保障費に限定して使う、と言っていたのにもかかわらず、一般財源化してゴチャゴチャになってしまった。そもそも過去に赤字国債をムダに増やしてきた政治や行政の責任はどう取るのか、という部分が完全に抜け落ちてます。これら過去の過ちを精算せず、新たに負担を押しつけ、社会保障費を人質に取るのは誤ったやり方です。
ほろ酔い浅慮
【消費税増税】我慢も限界に近づいた

原発。安全性とは。あらゆる事態に想定する、なんてことが不可能なのは自明なんだが、フランス政府のコメントも言い訳めいています。テロリストがまだ原発をターゲットにしていないのは、単に人道的な面だけ、ということです。これに対抗するためには、原発自体を厳重な軍事要塞化しなければならず、安全を担保するコストはさらに増えるわけです。
フランスねこのNews Watching
ストレステストに合格した原発の安全性は?グリーンピースによる追加の「無料ストレステスト」/ルモンド紙(12月5日)

大津波。時間が経ってわかることもある。石巻については、震災直後、様々な憶測やウワサ、流言飛語が出てました。そのほとんどはデマだったようなんだが、本当のところは真偽不明で、時間が経ってからこそ冷静に当時のことを語ることができる、というのもわかります。このブログでは、過去の大津波は有史以前というわけでもない、実際には「ごく最近」の災害だったのだから「想定外」というのは無責任だ、と断罪。沿岸部には堅固な高層ビルを建て、物資を備蓄しておくべき、と書いています。
株式日記と経済展望
3月11日の震災直後、「震災直後の石巻市内の人々が漂わせる雰囲気は怖かった」と聞く。

展覧会。食傷気味。どうも世界的にフェルメール人気なんだそうだが、寡作というか現存する作品が少ない作家なので、やりくりが大変そうです。フェルメールなら人を呼べる、というわけでもないんだろうが、資産を食い潰してるような気がする。で、個人的に次はジョルジュ・ド・ラ・トゥール人気が「クル」と思います。
弐代目・青い日記帳
フェルメール「真珠の首飾りの少女」初来日決定。

再生エネ。固定価格買取制度。太陽光発電のコスト数値が整理されておらず、とてもまともな議論はできない、というブログ。太陽電池モジュールの単価は下がり続けているんだが、どこまで下がるかは予想できないのが理由だと思うんだが、比較できない数値に意味はありません。原発事故以来、エネルギー問題が政府行政内部で過熱し、再生エネ推進勢力が力を増していたわけだが、経産省内にはまだ電力会社利権めいた勢力も残存し、こうして今でも巻き返しを図っている、というわけです。
永田町異聞
価格算定委候補、山地名誉教授が再生エネ否定に用いる欺瞞的データ